Music's Gonna Set Me Free...
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アメリカでラップ・メタルがメジャーになる前から遠く離れたスウェーデンで逸早くラップとメタルの融合を実践したCLAWFINGER。僕は’93年のデビュー作「DEAF DUMB BLIND」からリアルタイムで彼らをフォローしてきましたが、既にラップ・メタルというスタイルがトレンドから外れようとも、頑固に己のスタイルを貫き、アメリカ勢のストリート色とは一切無縁の(ヴォーカルもヒップホップのルーズなライムとは違う、歯切れの良い“ラップ”と言いたくなるものだし)、あくまでヘヴィ・メタルを音楽性の基盤に置いた質実剛健な曲作りをリスペクトしてきました。

前作「ZEROS & HEROES」は残念ながらCCCD化されてしまったため(しかも日本発売もスルーされたので、Non-CCCDで入手する手段が無かったのが悔しかったです)、実のところそれほど聴いておらず、今回新たにNuclear Blastと契約して新作を出すと聞いて狂喜したものですが、内容は僕の期待に見事に応えてくれた快作です。元々メタル色の強かったCLAWFINGERがメタル・レーベルのNuclear Blastに移籍したことが影響したか、それともヨッケ・スコッグ(G)が最近スラッシュ系(CONSTRUCDEAD、FACE DOWN)のプロデュースを手掛けていることが影響したか、よりヘヴィネスと攻撃性を増した作りとなっており、曲によってはほぼスラッシュ・メタルと言ってもいいファスト・チューンもあります("Sick Of Myself”のサビではブラスト・ビートも!)。こういう曲だとラップとスラッシュ・メタルのシャウトが相通ずるものがあるという事実が見出せて興味深いものがあります。ただし今回は以前までは少なからずあったエフェクトやシンセサイザーによるアレンジの装飾を極力省いたせいか、全体的に地味な印象も残りますが、今やこんなスタイルをやっているバンドは彼らと再結成されたSTUCK MOJOぐらいしかいないだけに、その硬派な姿勢はどこまでも買いたいものです。
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