Music's Gonna Set Me Free...
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これは最近の新譜の中では破格のインパクトを備えた1枚ですね。といいつつも、今作は彼らにとって2年ぶりの4作目にあたり、既に2度の来日公演も行っているそうです。レコード店での情報によると日本のノイズ・バンドから多大な影響を受け、サーストン・ムーア(SONIC YOUTH)に絶賛されているとかで、確かにそんな感じのする、非常にアンダーグラウンド指数の高い音です。世間的にはマス・ロックとかポスト・ロックとカテゴライズされるのでしょうが、そういった枠に収まりきらないほど間口が広い。

編成はベース、ドラムのみという2人組で、ホントにベースだけで弾いてるのか、と思いたくなるほどラウドな爆音を弾き出すベースと八方破れに叩きまくる高速ドラミングが全編で展開されます。一応シャウト・ヴォーカルもフィーチュアされてはいますがオマケのようなもので、ノリとしては殆どインスト・バンドに近いですね。というわけで演っていることはテクノに近い感覚です。僕も今作を初めて聴いた時、アレック・エンパイアのソロ作品(「THE DESTROYER」)を初めて聴いた時に近い感覚を覚えました。しかしそのベクトルは暴力性の中にメッセージを込めたアレックとは違っており、何の意味もメッセージも込めず、ただひたすらに音の快楽のみを追求するもので、執拗なまでに繰り返される反復リフと高速ドラムが生み出す爆音ノイズの嵐に耳を傾けていくと思わずトリップしてしまいそうになります。

ライヴは常にステージではなく客席(!)で行い、前のバンドが演奏している最中に機材のセッティングを行い、その演奏がすべて終わった直後に自分達の演奏をスタートするというのも凄いですが、2002年にリリースされたDVD「POWER OF SALAD」に収められているライヴ映像を見るとその凄さがよくわかります。きっと衝撃を受けるのは間違いないでしょう。まさにThis Album Must Be Played Loud!なアルバムです。
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