Music's Gonna Set Me Free...
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GUNS N' ROSESがトリの2002年、METALLICAがトリの2006年に続いて3度目となる「SUMMER SONIC」参戦です。今年は観たいバンドがすべて"MOUNTAIN STAGE"に固まっていたため、ずっと幕張メッセに張り付いていました。なんとなくスティーヴィー・ワンダーのステージの盛り上がりも見てみたいという興味はありましたが、やはりDREAM THEATERを観たいという思いが勝りました。僕が到着した時には既にトップバッターのTHE DEVIL WEARS PRADAが最後の曲をプレイしており、それを遠目から見た後にグッズ購入と昼食を済ませ、最初の目当てとなるBIGELFに臨みました。

BIGELF
ステージ中央に目玉のキーボード・セットが組まれて期待感が高まる中、客電が落ちる前に何気なくデーモン・フォックスが現われてBIGELFのライヴがスタート。BLACK SABBATHDEEP PURPLEURIAH HEEPATOMIC ROOSTERといった70年代ブリティッシュHRにドップリ漬かったサウンドは正直サマソニという舞台には似つかわしくなく、どちらかというとクラブ規模のハコで観るとより楽しめそうな感じはしましたが、オールド・ファンを唸らせそうな確かな力量とデーモン・フォックスのカリスマ性は実感できました。

COHEED AND CAMBRIA
エモの域を超えてすっかり新世代プログ・ロックとしての評価が定着した感のあるCOHEEDですが、フェスティヴァルで持ち時間が限られていたことも影響してか、ライヴでは意外なほどにエモ色の強い曲を固めてきた印象がありました。個人的にはこのままではキツいかなと思いましたが、ラスト2曲で一気にプログ方面にシフトしたスケールの大きな展開に持ち込み、一気に引きずり込まれました。全編この流れで行ってくれたらよかったのに、とは思いましたが、これだけでも彼らを観た価値はありました。

MICHAEL MONROE
ジンジャー(THE WILDHEARTS)がメンツに加わっていたこともあり、アリーナにはTHE WILDHEARTSのTシャツを着ていたファンも多かったマイケル・モンローのライヴですが、当然ながら主役はやはりモンローでした。とにかく本当に良く動く。アンプによじ登り、何かあるたびにアリーナに飛び込み、そのハイ・テンションぶりに最後まで圧倒されまくり。勿論HANOI ROCKSの曲もプレイして熱狂に拍車を掛けることも忘れず。彼らの時からステージ両側のスクリーンにアリーナのオーディエンスを映すようになりましたが(言い換えればCOHEEDより前のバンドにはスクリーンに映せるほどの数の客がいなかったということになるわけですが)、それも思わず納得のグレイトなロックンロール・ショウでした。この後、再び食事とビールで臨戦態勢を整え、いよいよ目玉のスラッシュとDREAM THEATERに備えることに。しかしこんな暑い時に飲むコロナはノド越しがよくて格別。
SLASH featuring MYLES KENNEDY
やはりスラッシュという名前の威光は相当なものだったようで、フロアの密集度はそれまでとはケタ違いのハンパないもので、この後のDREAM THEATERと出る順番が逆でもおかしくないほどの熱気でした。やはりGUNS N' ROSESの曲を“彼”のギターで聴けるというのはこの時代において特別な意味があります。開催目前になってアーティスト名義がスラッシュ個人から"feat. MYLES KENNEDY"を加えたものに変わりましたが、それだけスラッシュがケネディというヴォーカリストを高く買っているということなのでしょう。確かに、アルバムで他人が歌った曲も器用に歌いこなす力量は見事なものでしたが、アクセルやスコット・ウェイランドといった、スラッシュがこれまで共に仕事してきたヴォーカリストと比べるとキャラが立っていないのが弱点でしょう(あくまでスラッシュのソロ・バンドであることを考えるとこれでいいのかもしれませんが)。しかし3曲目で早くもGN'Rナンバーの"Nightrain"が飛び出してからの盛り上がりは凄まじいものがありました。改めて下に挙げたセットリストを見ると、GN'Rナンバーの配置が実に絶妙であり、ソロ・アルバムでも感じられたスラッシュのプロデューサー的な感覚がライヴでも存分に発揮されていたのではないでしょうか。「スペシャル・ゲストとして日本のグレイトなヴォーカリストに来てもらった...B'z稲葉浩志!」というMCで稲葉浩志が飛び入りして"SAHARA"を歌うというサプライズ(前日にスラッシュ自身がTwitterで予告していたようですが)で熱気はさらにヒートアップ。個人的にはB'zを聴いていてもあまり感じなかったものの、こうして飛び入りで出てくると稲葉の存在感は本当に凄い。その稲葉は歌い終わると何も言わずにあっさりステージを去ってしまいましたが、ここで盛り上がった勢いのまま、お約束の"Paradise City"で大団円。貫禄のライヴでした。

(Set List)
01. Ghost
02. Mean Bone
03. Nightrain
04. Back From Cali
05. Starlight
06. Civil War
07. Rocket Queen
08. Sucker Train Blues
09. By The Sword
10. Sweet Child O' Mine
11. Slither
12. SAHARA (feat. Koshi Inaba)
13. Paradise City


DREAM THEATER
スラッシュが生み出した熱狂もセット・チェンジの間に一気にDT色に塗り替えられました。この時だけBGMにDTのカヴァー曲が流されましたが(これって音源化されてるの?)、このおかげでセット・チェンジの時間も退屈せずに過ごせたような気がします。今回は初のフェスティヴァル・ライヴ、持ち時間も80分ということで、いったい何曲演るのかという興味がありました。冒頭からいきなり16分の"A Night To Remember"、そのまま次の"A Rite Of Passage"で早くも30分を経過。これはまさかの「Black Clouds~」全曲演奏か、と思いましたが、次に飛び出したのは"Prophets Of War"でした。しかしこの曲のイントロのキーボード・アレンジはMUSE以外の何物でもないだろ。その後再び新作から"Wither""A Count Of Tuscany"を繰り出し、特に後者の怒濤の変拍子大会に圧倒されて本編は終了。一旦メンバーは引っ込むもののたった数分で戻ってきてアンコールへ。ここで"Pull Me Under"が飛び出し、やっぱりフェスならではの選曲だなぁと思っていたら、ソロ・パートから"Metropolis Pt.1"に切り替わる。これは日本のファンの好みを読み過ぎだろ、と思っていたら、そこからペトルーシとルーデスのインプロヴィゼーション・バトルに突入。個人的には彼らのインプロは「Live At Budokan」に入っていた"Beyond This Life"が白眉だと思っており、今回はそれには少し及ばないかなぁとは思いましたが、その武道館公演は生で観ていなかったわけで、実際に生で観るインプロの緊迫感は違うなぁ、と思いました。80分という持ち時間はやはりDTのライヴとしては短く、もっと曲聴きたかったなぁ(特に"The Best Of Times"を聴きたかった!)という思いは残りましたが、フェスティヴァルだろうがあくまで自分達の流儀を貫き、会場をDTワールドに染め上げる実力はやはり凄い、と感じたライヴでした。この日の公演をもって「Black Clouds~」に伴うツアーは終了、来年にはきっとニュー・アルバムが出ると思いますが、その時には是非とも単独公演を期待したいところです。

(Set List)
1. A Night To Remember
2. A Rite Of Passage
3. Prophets Of War
4. Wither
5. A Count Of Tuscany
-Encore-
6. Pull Me Under/Metropolis Pt.1


冒頭に書いたように、僕はこれまで4年おきにサマソニに参戦していることになり、このペースでいくと?次にサマソニに行くのは2014年ということになりますが、ただでさえ体力の衰えを実感しているのに大丈夫だろうか。そんな心配をしながら帰路につきました。それでもやっぱりライヴはスタンディングに限る。次回は9/25、METALLICAに参戦予定。もちろん、スタンディングです。
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コメント
この記事へのコメント
コメント有り難うございました。
Myles Kennedyは確かにキャラが立っていないのがちょっと弱いですね。
というかアクセルやらスコットやらが特異過ぎるとも言い換えられますが。
DTのThe Best Of Timesは期待していたのですが、やりませんでしたね。
やはり次のアルバムでは単独公演でたっぷりと観たいものです。

ちなみに自分も9/25のMETALLICAスタンディングに参戦予定です。
2010/08/10(火) 19:10 | URL | atomyy #46aT3DLg[ 編集]
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