Music's Gonna Set Me Free...
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
a7xNIGHTMARE.jpg

RATING: 8.5/10

昨年末に急死したザ・レヴ(Ds)の穴をマイク・ポートノイ(DREAM THEATER)の全面参加によって埋めて完成に漕ぎ着けた3年ぶりの5作目。音楽的にはメジャー・デビュー後の2作で顕著に見られた貪欲な雑食性が抑えられ、メロディックな王道メタル・サウンドに統一されています("Danger Line"のエンディングの口笛には雑食性の名残が垣間見えますが...)。曲はすべてザ・レヴの存命時に書き上がっていたということですが、彼の死は間違いなくアルバム全体のムードに影響を与えており、終盤に向かうにつれて荘厳な雰囲気が強くなっていきます。特に"So Far Away" "Victim" "Fiction"あたりの歌詞は紛れもなくザ・レヴに捧げられていると言ってもいいでしょう。それもさることながら、前2作で築きつつあったA7Xらしさが完全に確立されたことこそ、今作で特筆すべきことでしょう。それはM.シャドウズの熱いヴォーカルとツイン・ギターの音色であり、これらがあればどこから聴いてもA7Xの音になる、という次元にまで到達しています。注目のポートノイのプレイはフィル・インなどに彼らしさを垣間見ることができますが、あくまでバンドの意向に沿うプレイに徹しきっており、それもまた今作の完成度の高さに貢献していると言っていいでしょう。

ザ・レヴを失ったことにより、次作以降A7Xのサウンドから永遠に何かが失われることになるのは避けられないでしょうが、悲劇からわずか半年余りでこれだけのアルバムを作り上げたスピリットの強さがあれば、きっと失望させられることはないでしょう。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://episode666.blog21.fc2.com/tb.php/557-28f898b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。