Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 9/10

衝撃のデビュー作Apocalyptic Feastingに続く待望の2作目。前作リリース後にリズム・セクションが交代しましたが、持ち前の超絶技巧に何ら陰りが見えることはなく、むしろその技巧をこれでもかと見せつけることにますます自覚的になった感があり(ヴォーカル・スタイルがほぼグロウルに一本化され、楽器陣の演奏に重きを置く方向に進んだプロダクションもその表れでしょう)、その意味では前作にハマったファンの期待に100%応えたものといえます。ノーマル・ブラストとグラヴィティ・ブラストを巧みに切り替えて超高速のまま緩急を使い分ける(妙な表現ですが)リズム・ワークに、もはやどこまでがソロなのかオブリガードなのか判らなくなっているギター、そのギターに自在にまとわりつくベースが交錯する、複雑を通り越してもはや無意味としか言いようがなくなった曲展開のすべてが技巧を見せつけるためだけに存在しており、崩壊と紙一重のアンサンブルを立て続けにキメまくる演奏はもはや芸術の域に到達したと言ってもいいでしょう。だからもうこのバンドに対して「曲の区別つかねー」というのはナンセンスでしかなく、聴き手はこの激音にひたすら掻き回されに行くのが正しい聴き方かもしれません。

唯一曲展開らしい展開が聴けるラストのタイトル・トラックはなんと11分にも及ぶ、ブルータル・デスの限界を突き破らんかとする異例の超大作(ランニング・タイムは16分ですが、すべてを出し切って燃え尽きたかのごとく最後の5分は静寂のSEで締めくくられます)。ここまでやってしまって今度こそ次は大丈夫か、という懸念も湧いてきますが、もうこのバンドはこの路線のまま突き進むしかない。
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