Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8.5/10

ノルウェー出身の3人組による2作目。前作は未聴。キーボード、ベース、ドラムというシンプルな編成によるプログ・ジャズ・ロックをプレイしており、特に中心人物であるキーボーディストはキース・エマーソンあたりからの影響を強く受けていそうな感じを漂わせますが、ベースとドラムはハード・ロックばりのラウドな音と弾きまくり叩きまくりのプレイでキーボードと激しく拮抗し、ニッチなジャケットのイメージとは正反対の強烈なエナジーを生み出しています。下の動画でご紹介している"Aviation"のようなスピーディーなジャズ・ロック・ナンバーを中心に据えつつも、サイケ調のムーディーな色合いも同等に押し出されており(ミニマルなベース・リフは初期のSOFT MACHINEを思い起こさせる)、ジャズをベースにしつつ古典的なロックを幅広く包含し、そこに現代的なエナジーとパワーを封じ込めた好盤に仕上がっているといえるでしょう。一瞬マス・ロック系とかぶるような雰囲気も見受けられますが、それらにありがちな理論派っぽいイメージは薄く、あくまでフィジカルな感覚を大事にしていそうなところに好感が持てました。

なお、ここでドラムを叩いているTorsten Lofthusは現在SHININGにも在籍。ジャズを通過したミュージシャンが自由な感性で音楽性を発展させているノルウェーのシーンが面白いことになっていることを実感させてくれます。これからもフォローしていく価値は十二分にありそうです。

 
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