Music's Gonna Set Me Free...
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COLOSSEUMとくれば次は当然COLOSSEUM IIです。TEMPESTでの活動中にクラシック曲「ピーターと狼」(数年前にソフトバンクのCMで流れていたあの曲です)のジャズ・ロック化プロジェクトに参加したジョン・ハイズマンがそのセッションでゲイリー・ムーア(G)と知り合ったことがきっかけとなり、TEMPEST解散後に即座に新バンドの結成に向かうこととなりました(ちなみに、このセッションからBRAND Xも結成されています)。その音楽性はCOLOSSEUMのジャズ・ロック/R&BスタイルともTEMPESTのHRスタイルとも異なる、当時流行していたRETURN TO FOREVERを始めとするフュージョンに影響を受けたものであり、ハイズマン自身もその2バンドとは全く別物という意識のもと、結成当初はGHOSTSと名乗っていましたが、どのレコード会社からもCOLOSSEUMナントカと名乗らなければ契約しないと言われたため、渋々COLOSSEUM IIと改名してBronzeとの契約に漕ぎ着け、'76年にデビュー作「Strange New Fresh」をリリースしました。

そのデビュー作にはムーアの他ニール・マーレイ(B)、ドン・エイリー(Key)という後にHR/HMシーンで活躍する凄腕が参加し、TEMPESTをよりジャジーかつプログレッシヴな方向へと進めた音楽性を展開しましたが、マーレイとマイク・スターズ(Vo)が脱退した後、インスト主体のテクニカル・フュージョンに方向性を定めて2枚のアルバムをリリースしました。その2枚はどちらも甲乙つけ難い力作ですが、ここでは'77年リリースの3作目にして最終作となった「Wardance」をご紹介します。プログ・ジャズ・ロックという潮流を作り上げたCOLOSSEUMに対し、COLOSSEUM IIは一部のコアなプログ・ファンの間では「他人が作り上げたスタイルに乗っかっただけで独自性に欠ける」という批判もあるようですが、いざ音だけを聴いていくと“後発組”ならではのスリルを味わうことができます。その最高到達点といえるのが下の動画でも取り上げた"The Inquisition"であり、ここで聴けるムーアの凄まじい速弾きとエイリーのキーボード、ハイズマンの疾風怒濤の高速ドラムとの絡みが生み出すエキサイトメントは他では味わえないものだったと言ってもいいでしょう。COLOSSEUM IIが作り上げた音楽性はムーアの80年代のHR化に寄与したのは勿論のこと、後のHRギター・インストやプログ・メタル勢にも多大な影響を与えたといえるでしょう。

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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
僕はCOLOSSEUMから先に入って「II」に進みましたが、ハイズマンのドラムがどんどん凄くなっていくところに驚きました。
その後ゲイリー・ムーアのSKID ROWも聴きましたが、それにまたブッ飛んだのを覚えています。
メンツがメンツだけに、COLOSSEUM IIは今後取り上げる予定のアルバムも含めて、HR/HMファンにとって最もとっつきやすいジャズ・ロックではないでしょうか。
2010/05/22(土) 22:17 | URL | chaos666 #-[ 編集]
こんにちは、jamkenと言います。わたしもじつはコラシアムフェバリットでありまして、特に「II」のほうが好みです。初めてJAZZロックにふれたのが「エレクトリックサベージ」であり、当時クラプトンやらリッチーしかしらなかったわたしは、完全にやられました。それからいろんな音楽を聞くきっかけになったバンドでもあります。世の中的には評価は低いようですが、まあいいじゃないですか。このバンドのやる気に満ちた演奏は神がかり的でありますね。
2010/05/21(金) 17:03 | URL | jamken #-[ 編集]
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