Music's Gonna Set Me Free...
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前回のBRAND Xに続いて、プログレから本格的にジャズを目指したドラマーの代表格であるビル・ブラッフォードが自身の名を冠して結成したバンド、BRUFORDの'79年リリースの2作目をご紹介します。

前作では元HATFIELD AND THE NORTHNATIONAL HEALTHのデイヴ・スチュアート(Key)が持ち込んだカンタベリー・スタイルが大勢を占めていましたが、この後U.K.結成~脱退を挟んで制作された本作には当然U.K.の延長線上にあるテクニカルなジャズ・ロック・サウンドも持ち込まれており、ブラッフォード以外のメンバーの見せ場も前作以上に増え、スリリングなテクニックのぶつかり合いとカンタベリーらしい叙情性/幻想性、フュージョン的な硬質な感触が高次元で融合した高い完成度が示されています。前作には女性ヴォーカリストのアネット・ピーコックが参加していましたが、その歌メロは奇怪なものであり、本作でさらに演奏重視に傾いたとなればさらにヴォーカルが入りこむ余地はないということで、本作は全編インストとなりましたが、このテンションの高さから見れば仕方がないように思います。また前作と本作にはアラン・ホールズワース(G)が参加していますが、本作ではそれまでの超絶技巧が抑えめであり、本作をもって脱退してしまうのは致し方ないといったところでしょうか。

バンドはホールズワースの後任としてジョン・クラークを迎えてライヴ盤と3作目をリリースした後解散、ブラッフォードは元YESのパトリック・モラーツ(Key)との共演を経て再結成KING CRIMSONに参加した後、本格的なジャズを追求すべく結成したEARTHWORKSを中心として活動してきましたが、60歳を目前に控えた2008年をもって音楽活動からの引退を表明しました。
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