Music's Gonna Set Me Free...
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「ジャズ・ロックの華麗なる世界」の5回目にご紹介するのは、マイルス・デイヴィスのバンドを経てMAHAVISHNU ORCHESTRAに参加したパナマ人ドラマー、ビリー・コブハムが'73年にリリースした初のリーダー・アルバムが「Spectrum」です。本作にはMAHAVISHNUの同僚ヤン・ハマー(Key)とトミー・ボーリン(G)が参加し、エレクトリック・マイルス~MAHAVISHNUの流れに位置しつつ、よりロック寄りに踏み込んだサウンドを展開しています。

なんといってもオープニングの"Quadrant 4"。これはジャズ・ロックの域を超えてほとんどハード・ロックと言ってもいいワイルドなドライヴィング・チューン。コブハムの傍若無人なドラミングと対等に渡り合うボーリンのギターがクールであり、かのDEEP PURPLEがリッチー・ブラックモア脱退時、この曲を聴いてボーリンに後任として白羽の矢を立てた、という有名なエピソードがあります。本作ではこの曲が異色の存在であり、2曲目以降は南米系のホットなノリを感じさせつつファンキーに展開していくフュージョン・スタイルが主体となりますが、ドラムは全編通して熱く、手数の多さとスピード、パワーに加え、正確無比なタム回しでロック的なエナジーとテンションを放出していきます。というわけで本作はフュージョンの名盤として認知されていますが、ジャズ・ロックの視点からも聴くべき点の多い1枚といえるでしょう。コブハムは現在65歳ですが未だ現役で活動中です。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
コメントを頂いて、またこの曲を聴いていますが、
やっぱりスリリングで格好良いですね。
この曲が80年代のHRに与えた影響もかなり大きいのではないでしょうか。
これからもよろしくお願いいたします。
2010/05/05(水) 11:57 | URL | chaos666 #-[ 編集]
こんにちは、jamkenと言います。本日2回目です。お邪魔します。わたしもじつはスペクトラムの頭曲の中毒患者です。ボーリンのここでのプレイはジャズ対ロックの「ガップリよつ」でありましてロックフリークのわたくしとしましてはうれしいかぎりでした。あの歪んだギターのおとが電子音に変わるとこは鳥肌です。
2010/05/04(火) 10:18 | URL | jamken #-[ 編集]
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