Music's Gonna Set Me Free...
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ジャズ・ロックというとギター、ベース、ドラム、キーボードといった編成に加えホーン・セクションやヴィブラフォンといった楽器が加わり大人数になる傾向がありますが、今回ご紹介するイギリスのBACK DOORはサックス、ベース、ドラムというユニークなトリオ編成でジャズ・ロックに挑んだバンドです。本作は'72年に自主制作でリリースされ、翌年Warner Bros.から出し直されたセルフ・タイトルのデビュー作で、後に歌入りの曲も取り入れフェリックス・パパラルディやカール・パーマーのプロデュースによりロック色をさらに強めていきますが、本作の時点では全編インストのファンキーなジャズ・ロックをプレイしていました。ギターレスの編成ということで当然音圧の面では他のバンドに比べて劣ることになりますが、逆にその音の隙間と最小限のトリオ編成を十二分に生かしたスリリングなインスト・バトルを心ゆくまで満喫できる1枚といえるでしょう。特に強いインパクトを残すのがベースであり、サックスとの高速ユニゾンを実に軽々とキメてみせたり、普通はアンサンブルのメインとなるサックスをバッキングにまわしてリード・プレイをキメるなど、その圧倒的なテクニックに思わず耳を奪われてしまいます。

なお、そのメチャウマなベースをプレイするのは後にコージー・パウエルのソロ活動への参加を経てWHITESNAKE「SLIDE IT IN」に参加するコリン・ホッジキンソン。今考えるとここまで派手に弾ける人が何故WHITESNAKEなのか、という思いが残りますし、そこでのプレイもリミックスでニール・マーレイ(この人のキャリアも遡っていくと意外なところに辿り着きますが、それはまた後日...)のテイクに差し替えられてしまうわけで、このBACK DOORでのプレイを聴くたびに、なんだかなぁという気持ちになってしまいます。
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