Music's Gonna Set Me Free...
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例年このブログでは大晦日に年間アルバムTop10を発表していますが、今年はなんといっても00年代最後の年ということで、各地では00年代のベスト・アルバムが発表されています。そこで僕もこの流れに便乗して、今年の大晦日は00年代アルバムTop20を発表します。通常のTop10とは形を変え、カウントダウン形式として本編で20~11位を、“続きを読む”で10~1位を発表します。選択基準は自分の好みは勿論のこと、歴史的な重要性も加味してあります(このため、前身のブログを始めた2004年以降のアルバム10選の時とは順位が入れ替わっていたり、選外の作品も入っていたりします)。また、なるべく90年代以降に出てきたアーティストを優先し、1アーティストにつき1枚として取り上げています。

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20. NINE BLACK ALPS "Everything Is" (2005)
オープニングのギターが鳴り響いた瞬間に一気に心を奪われました。炸裂する轟音とネガティヴな歌詞、繊細なメロディによって日本ではNIRVANAの不在を嘆く世代の心をジャストに掴んだ1枚。

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19. MAE "The Everglow" (2005)
個人的なエモへの偏見を吹っ飛ばしたバンド。美旋律とドラマティックな展開、アレンジが完璧な構築美を見せる、彼ら自身この後同じような作品を作っていないほどの奇跡的な1枚。

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18. ZEKE "Death Alley" (2003)
スラッシュにもハードコアにも傾くことなく、あくまでR&Rとしての体裁を保ったまま激烈な速さを実現したトラッシュR&Rの金字塔。その間に挟まれるダーティーなHRチューンも良いアクセント。

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17. KEANE "Hopes And Fears" (2004)
UK叙情派ロックがピークの時期にリリースされた、ピアノ、ドラム、ヴォーカルのみのシンプルな編成でスケール感のある泣きを全編で展開する、MAEと同様に彼ら自身これ以降同じ路線で行くことを放棄したのも納得の1枚。今年レア・トラックを大量に追加した2枚組デラックス版として再発。

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16. DRAGONFORCE "Inhuman Rampage" (2005)
日本ではデビュー時より注目を集めていましたが、メロディック・スピード・メタルのスタイルをキープしたまま速さとエナジーを突き詰めることにより、3作目にして遂に世界的にジャンルの枠を超えたインパクトを与えることに成功したエポック・メイキングな1枚。

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15. AVENGED SEVENFOLD "Avenged Sevenfold" (2007)
メジャー・デビュー以降の“何でもあり”の音楽性をさらに磨き上げ、セルフ・タイトルにふさわしいオリジナリティを完成させた1枚。何としても先頃の悲劇を乗り越えて復活してほしいものです。

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14. HEAVEN & HELL "The Devil You Know" (2009)
2009年ベスト・アルバム。00年代全般でみても、大御所が若手をねじ伏せるほどのパワーと威厳を誇示した数少ない成功例といえる1枚でしょう。

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13. EMPEROR "Prometheus: The Discipline Of Fire & Demise" (2001)
ノルウェー・ブラック・メタルの3大カリスマの一つの最終作。ほぼイーサーンのソロ作品といっても過言ではないものですが、シンフォニック・ブラックとは違ったベクトルから暴力性とプログレッシヴな構築美の融合を当時25歳にしてほぼ独りで作り上げてしまったというのが凄い。

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12. BEHEMOTH "Demigod" (2004)
強豪ひしめくポーランドのエクストリーム・メタル・シーンにおいて一気に頭一つ抜きんでる切っ掛けとなった、ブルータル・ブラック・メタルというスタイルを確立した記念碑的1枚。これも初めて聴いた時の衝撃はハンパじゃありませんでした。

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11. DARKEST HOUR "Undoing Ruin" (2005)
メタルコアというジャンルが確立される前からハードコアとメロディック・デスの融合を実践していたバンドですが、今作でそのスタイルを完成。洗練されたサウンドと邪悪なヴォーカルのコントラストが今なお強いインパクトを残す1枚。
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10. KORN "Take A Look In The Mirror" (2003)
アルバム毎に路線を微妙に変えてくるKORNの作品中、スポーティな重量感と攻撃性を最も強く打ち出した内容ですが、いくら初期の情念がなくなったと散々言われようとも、ここには当時のヘヴィ・ロック・シーンの王者としての風格が満ち溢れていました。当時の僕が求めていた音にズバリとハマった1枚。

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09. SOILWORK "Figure Number Five" (2003)
ARCH ENEMYのフォロワーからスタートして独自のスタイルを模索した末に、遂に自身がメタルコア方面を始めとする多数のフォロワーを生むことになったターニング・ポイントとなった1枚。本作リリース後の来日公演に行きましたが、この時の勢いと熱気は本当に凄かった。来るべき新作でこの熱さを取り戻してくれることを願っています。

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08. THE HELLACOPTERS "High Visibility" (2000)
メジャー・デビューと共にレイドバックした路線へ移行したところから僕はTHE HELLACOPTERSの大ファンになりました。次作も甲乙つけ難い傑作ですが、ジャケットの格好良さでこちらを選びました。"No Song Unheard"で聴かせる哀愁が最高に泣ける。日本で正当な評価を受けることなく解散したのが本当に悔やまれます。

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07. THE MARS VOLTA "The Bedlam In Goliath" (2008)
2008年ベスト・アルバム。現代のプログ・ロック界を代表するバンドのアルバムで最もダイレクトに僕の心に響いてきた1枚。頭の中に浮かんできた音を即座に形にするかのごとく矢継ぎ早に作品をリリースするオマー・ロドリゲス・ロペスの貪欲なクリエイティヴィティと行動力にリスペクト。

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06. SLIPKNOT "Iowa" (2001)
重さ、激しさ、反社会性といったヘヴィ・メタルに不可欠な要素を00年代らしい形で体現した、00年代の最重要メタル・バンド。次作を2004年ベスト・アルバムに選びましたが、リリース直後の衝撃度という点ではこちらのほうが上だと思ったので...。"The Heretic Anthem"はまさしく00年代の"The Number Of The Beast"

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05. IN FLAMES "Come Clarity" (2006)
2006年ベスト・アルバム。前2作がアメリカナイズされたとして批判されながらも信念を貫いた末に、フォロワーとして大勢登場したメタルコア・バンドに対して格の違いをまざまざと見せつけ全世界的な評価を得た傑作をものにした時、デビュー時からフォローしてきた一人として感慨深さを抱かずにはいられませんでした。

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04. BETWEEN AND THE BURIED AND ME "Colors" (2007)
2007年ベスト・アルバム。ニュースクール・ハードコアから出発してメタルコアを一気に飛び越えてプログ・メタルへと進化した驚異の傑作。日本盤が出なかったのがとにもかくにも残念。

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03. ANDREW W.K. "I Get Wet" (2001)
2001年という時代において突き抜けたポジティヴさとポップさで異彩を放ったものの、放ちすぎたが故にその後の活動は尻すぼみに...。しかしこのアルバムは間違いなく歴史に刻まれるべき名作であり、僕も散々聴きまくり、ライヴでクラウド・サーフしたことも思い出します。今年ガンダム・カヴァー作の裏で全編ピアノ独奏によるオリジナルの新作をひっそりとリリース。

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02. SENTENCED "The Cold White Light" (2002)
メロディック・デスからフィニッシュ・メランコリック・メタルのパイオニアへと転身したSENTENCEDがその頂点を極めた1枚。彼らを一度も日本に呼ぶことなく解散させてしまったのは日本のメタル市場における汚点と言ってもいいでしょう。再結成の可能性が永遠に消滅したと言ってもいい今となっては...。

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01. MY CHEMICAL ROMANCE "The Black Parade" (2006)
スクリーモから一転してポップかつシアトリカルな音楽性への移行を果たして大ブレイク、日本でも想定外の大ヒットを記録して「ミュージックステーション」出演や武道館公演までも実現させた、クラシックとして語り継がれるべき名作。60~70年代の名作を聴いて凄いとは思っても、リアルタイムで聴いた時の衝撃や興奮を知る人たちにはどうしても敵わないわけですが、そんな僕にとって本作が「このアルバムが出た時代をリアルタイムで共有できて本当に良かった」と思える作品になってほしいという希望を込めて、00年代ベスト・アルバムに選定。

今年も1年本当にありがとうございました。来年もマイペース更新は続くと思いますが、新企画も色々と計画しています。それでは、2010年もよろしくお願い申し上げます。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
このアルバムを2位にしたのは出た当時散々聴きまくったからということもありますが、
本文で示した通り、当時の日本での過小評価、
そして解散が決まってから評価されだしたという状況に憤りを感じ、
改めてこのアルバムを引っ張り出したかったというのがありました。
2010/01/02(土) 18:22 | URL | chaos666 #-[ 編集]
SENTENCED "The Cold White Light" が2位というのは嬉し過ぎ。気が合いますね。もっとも僕だったら1位にしてしまいますが(笑)。
2010/01/02(土) 11:53 | URL | う゛ぃれ #u2lyCPR2[ 編集]
はじめまして。
いつもご覧いただきありがとうございます。

ザ・レヴは先日司法解剖が行われましたが、
そこでも死因は解明できなかったということです。
いったい何故なのか、それだけは知りたいところです。
そして、残ったメンバーの再起に期待したいところです。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
2010/01/01(金) 19:42 | URL | chaos666 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/01/01(金) 17:16 | | #[ 編集]
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