Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 9/10

当初7月の予定が延期に延期を重ね、とうとう「LOUD PARK」の後になってしまった3年ぶりの10作目。今年久々の快作を出したKREATORはアルバムをほぼライヴに近い形式で録音しましたが、今回のSLAYERは曲を未完成のままスタジオに持ち込み、ジャムで完成させてそのまま録音という形式をとっています。ヴェテランのスラッシュ・バンドにとって、寄る年波をテンションでカヴァーするにはこうしたスポンテニアスな手法が有効だということでしょう。そして今作の場合は、不穏なイントロから突撃ファスト・チューンになだれこむアルバム導入部、中盤でスピードを落としてタメに入りソロとともに再び激走に転じる強引な展開、言いたいことだけ言いきってスパッと終わるエンディングといった'90年代以降のSLAYERの芸風を継承したものですが、その一方でデイヴ・ロンバード復帰で期待される往年のスタイルへの回帰が前作にもまして確信的に打ち出されています。MEGADETHの新作でも感じられた「お前らが聴きたいのはコレなんだろ、オラ」という開き直りは否が応にも過去の名作と比較されるという多大なリスクを伴いますが、先に記したスポンテニアスな制作手法がプラスに働き、何度もリピートしたくなる求心力と説得力が存分に示されていると感じました。凶暴なシャウトとギター・ソロも、ファストかつグルーヴィーなドラムも依然として健在。基本的にSLAYERのアルバムはどれもハズレがありませんが、これは久々にハズレなしのレベルを超えて燃えた。
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