Music's Gonna Set Me Free...
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「初期スラッシュの素晴らしき世界」の4回目はいよいよMETALLICAの登場です。METALLICAで僕の考える初期スラッシュ像に当てはまるアルバムは当然1stと2ndということになりますが、これまで取り上げてきた初期衝動が先走っていたDARK ANGELKREATORMEGADETHとは異なるタイプの2ndをセレクトすることにしました。

やたらとその速さばかりが取り沙汰されたデビュー作に対して、ミドル・テンポの曲を主軸に据え、さらにはバラード・タイプの"Fade To Black"までも果敢にプレイするなど、前作で自らが作り上げたスラッシュ・メタル像を2ndにして早くも壊しにかかった本作ですが、僕が(そしてその他大多数のファンが)このアルバムにどうしようもなくスラッシュを感じるのは、やはり'84年という時代において破格の暴力性を備えていたからに他ならないでしょう。その象徴はなんといってもフレミング・ラスムッセンと共に開発したヘヴィで濃密なギター・サウンド.。後にベイエリア・クランチへと受け継がれる重さを持ちつつも、切れ味よりも破壊力を重視した、狂気とガムシャラさをそのまま音に置き換えたかの如く激しく唸るリフが聴き手の暴力衝動を否応なくかき立てる。"Die! Die!"の大合唱と共に何千何万もの拳が突き上げられる"Creeping Death"は言うに及ばず、"Fight Fire With Fire""Ride The Lightning"の中盤のギター・ソロ前後の展開はまさしく鳥肌ものの格好良さというしかありません。本作で示された勢いと新たに提示した叙情性をより高い完成度で集約したのが次作「Master Of Puppets」になりますが、あっさり集約し尽くしてしまったが故に、それ以降はまた新たな路線に踏み出していくことになるわけです。
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