Music's Gonna Set Me Free...
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Megadeth-Killing_Is_My_Business_And_Business_Is_Good-Frontal.jpg

「初期スラッシュの素晴らしき世界」の第3回目は、現在絶賛発売中の新作を差し置いて、あえて1stを取り上げたMEGADETHです。MEGADETHもやはり本作リリースの'85年の時点ではたとえ元METALLICAという肩書があろうとも、そのあまりの音の悪さが足を引っ張って他のスラッシュ・バンドと同様の不当評価に遭い、しまいには「メガデスは芽が出ず」という今ではとても考えられないようなダジャレまで飛び出す有様。少なくとも'85年の時点で、日本でMEGADETHをマトモに評価している者はほぼ皆無に近いといえるような状況でした。

そして本作の真価がはっきり世に示されたのは、'02年にリミックス、リマスターに加えてジャケットも変更された新装盤が発売された時でした。オリジナル盤でのとにかく極悪としか言いようがなかった音質は劇的に改善され、初期MEGADETHの“インテレクチュアル・スラッシュ”の原点がはっきりと確認できるようになりましたが、本作で際立つのは知性よりもむしろ、今にも溢れ出さんばかりの怒り。ギターとベースが必要以上の音数でこれでもかと弾きまくり、ドラムも手数足数を駆使してラウドに叩きまくる。当時のムステインを動かしていたのは自分をクビにしたMETALLICAへの怨念といわれていますが、それがそのまま音の塊と化したかのような過剰なまでの激情の噴出。同時期の他のスラッシュ・バンドとはやや毛色は異なっていましたが、本作もまた初期スラッシュならではの生々しいエナジーを放射していました。
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