Music's Gonna Set Me Free...
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Kreator_-_Pleasure_to_Kill.jpg
 
初期スラッシュ・メタルが当時の日本ではメタル・ファンからさえも「こんなもの音楽じゃねえ」という非難、罵声、嘲笑を浴びていたことはご存じかと思いますが、当時その波をモロに被ってしまったのがKREATORだったといえるでしょう。今回ご紹介する'86年リリースの2ndの時点ではその声はピークに達していた感があります。なにしろ本作の後にリリースされたEP「Flag Of Hate」は「この調子で8曲入りLPを作られた日にゃ、焼身自殺したくなる」とボロクソにこき下ろされ、4点を献上される情け容赦ない酷評ぶりでした。しかしこの頃のKREATORはそんな奴らを即座にぶっ殺してやる、といわんばかりの無上のヴァイオレンスを体現していました。

本作までは後のKREATORのパブリック・イメージとなるミレ・ペトロッツァのヒステリックなシャウトは殆ど聴かれず、ミレとヴェンター(Ds)が曲ごとにリード・ヴォーカルを分け合う体制でしたが、ここでのミレのヴォーカルもその後とは違った邪悪なイメージを打ち出しており、これはこれでクールだったと思います。そしてタイトル・トラックをはじめ、"Death Is Your Saviour""Under The Guillotine"といった曲名からも想像がつく通りの過激さ、殺戮衝動を全面に押し出して全速力で突っ走るサウンドがまさに初期スラッシュならではの容赦ない暴力性をリアルに伝えきる。次作以降のアルバムではこのムードは徐々に薄れていきますが、これは当時の若さがあったからこそ成し得たものであることは言うまでもありません。現在のスラッシュ・リヴァイヴァルの若手でもこの生々しさまでは描ききれないでしょう。
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