Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8/10

恐ろしいほどのペースでソロ作品をリリースし続ける(録音時期は多岐にわたっていますが)オマー・ロドリゲス・ロペスですが、活動の核となるTHE MARS VOLTAでも前作から1年半というハイ・ペースで5作目となる新作をリリース。過去最高にアグレッシヴな作りだった前作から一転して“静”の側面を全面的に押し出した作りで、従来路線の曲といえるのは"Cotopaxi"のみ(それでも過去の作品に比べるとブッ飛び加減は控えめ)ということで、またしても賛否両論を呼ぶことは必至といえそうな内容です。ブッ飛んだヤツを聴きたけりゃ今作の直前にリリースされたEL GRUPO NUEVO DE OMAR RODRIGUEZ LOPEZのアルバムを聴いてくれ、といわんばかりの突き抜けた開き直りようで、常に新たな路線を開拓し続けようとするオマーの貪欲な姿勢を垣間見ることができます。 

しかしそうした変化に捉われることなく冷静に聴き進めていくと、繊細な声で叙情的なメロディを歌い上げるアコースティック系の曲からは70年代プログレからの影響が色濃く感じられるし、スローな曲でも変拍子が以前とは違ったベクトルから緊迫感を演出していき、いくら表面的な音像が変わろうとも、音に込められた熱量の高さはそれまでと全く変わっておらず、やはりすべてがTHE MARS VOLTAにしか作り得ないものだと感じました。真にプログレッシヴな姿勢を映し出し、これまでの曲単位からアルバム単位での“予測不可能”な段階へ...という新たな局面を見せた今作は、あと何枚かアルバムを重ねていくうちにその真価が見えてくる、そんな1枚ではないか...と、今は言いたいですね。
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