Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 7/10

ドイツのメロディック・デス・メタル・バンドによる1年半ぶりの4作目。僕が前作「WOLVES」のレビューで「狙い過ぎの気がする」と評した女性ヴォーカル、サビーネ・ウェニガーのポップな歌唱とブルータルなメタル・サウンドのコントラストを強調したスタイルを今作でもそのまま引き継いでいますが、ヴァースでグロウル、サビでクリーン・ヴォイスというありきたりな手法からツイン・ヴォーカルが掛け合いするパターンを増やしたことで、前作で感じた狙い過ぎの印象が大幅に解消されたような感があります。また前作でも用いられていたトランシーなキーボード・アレンジの他にも、"Deathrace"では終盤で突如完全なヒップホップに転じたり、その次の"Fire At Will"ではサックス・ソロ(!)が飛び出したりするなど、アレンジ面での冒険的な試みで次作以降の発展性をも窺う作りとなっています。

しかし個人的には女性ヴォーカルという方法論はやはり安易に感じられてしまい、腑に落ちないところがあります。デス・メタル・パートだけでも十分一線級に到達できるだけの実力を持っているのに、やはりそれだけでは満足できないんだろうなぁ、自分達だけのオリジナリティを打ち出したいんだろうなぁという気持ちは痛いほどに伝わってきますが、その結果がコレというのはどうしても納得できません。実際に曲を書いている男のメンバー達に「お前らホントにこれでいいのかよ!解散したら女のほうはソロ・デビューして売れて、お前らなんてニュー・バンド組んでも全く見向きもされなくなるかもしれないんだぞ!」と言いたくなる気分ばかりが募る1枚です。おまけに言うなら死ぬほどダサいジャケットももう少し何とかならなかったのか、といったところです。作者はその界隈では結構有名な人らしいですが。
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