Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8.5/10

これまでほぼ年1枚ペースでアルバムをリリースしてきたエクストリーム・スピード・メタル多国籍軍が初めて2年半以上という長いスパンを置いた4作目。前作ではブラスト・ビートに乗せて歌うという荒業まで披露し、ジャンルの枠を超えたインパクトを与えることに成功しましたが、今後音楽性の鍵になると思われたブラスト・ビートは意外にも減り(ブラストに乗せて歌うパートもなし)、初めてミドル・テンポの曲にもトライするなど(途中から速くなりますが)、曲調は相変わらずのDRAGONFORCE節ながら、物理的なスピードという点では前作より若干落ちる感もあります。前作に対する「速いだけ」という批判に「このスタイルをやっているのは俺達だけだ、文句あるか」と開き直りながらも、多少は配慮したんじゃないかと思えます。

しかし前作から増量された、バンド・サウンドの間に必要以上に詰め込まれたゲーム・ミュージックをルーツとするシンセ音やプログラミング、これまた相変わらず弾きまくりのソロが体感速度を上げる役割を果たしており、前作までの彼らがひたすら物理的なスピードを追求していたとするならば、今作での彼らは「いかにして実際の速さ以上に曲にスピード感を持たせるか」というスタンスに変わってきたような気がします。ブラストが減ったのもその結果でしょうか。そのシンセとプログラミングは次作でさらに発展する余地を残しており、毎回ネタ切れを危惧されながらテンションとストイシズムで強引に乗り切ってきた彼らが、ただでさえオリジナルだったところからいよいよ孤高の存在になろうとしていることを実感させます。今やDRAGONFORCEでしか味わえない、スピードとメロディが生み出す高揚感は未だ鮮度を失わず。LOUD PARKが楽しみですね。
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