Music's Gonna Set Me Free...
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tempest.jpg

僕はアラン・ホールズワースが好きなギタリストの一人だったりするのですが、その彼が本格的に認知されるきっかけとなったバンドがTEMPESTです。今回エントリーを書くにあたって御紹介するのは現在入手可能な、オリジナル作「TEMPEST」「LIVING IN FEAR」の2枚に加えて、未発表に終わった幻の3作目に収録予定だった2曲とBBCセッションの発掘ライヴ音源を追加したディスコグラフィー盤です。日本盤はオリジナル作2枚の紙ジャケ版とボーナス音源のみを独立させたCDの3枚組仕様で、僕が持っているのもこれです。

このバンドはブリティッシュ・ロック界の名ドラマーの1人であるジョン・ハイズマンがCOLOSSEUMCOLOSSEUM IIの間に率いていたバンドで、音楽的にはCOLOSSEUMのジャズ・ロック・スタイルをHR的な方向へシフトしたものですが、1stに参加したホールズワースは本格的なジャズ指向が強かったために本作1枚限りであっけなく脱退。後任としてTIMEBOXPATTOで通好みのプレイを聴かせたオリー・ハルソールが加入しますが、ホールズワースは契約上の問題で脱退を決めた後もあと数回のライヴをこなさなければならず、そのため一瞬だけホールズワースとハルソールのツイン・ギター編成が実現。ブリティッシュHRファンにとってはドリーム・チームともいえるラインナップですが、今作のボーナスCDに収められている発掘ライヴはそのツイン・ギター編成でのライヴを収めた貴重なものです。ここで聴けるホールズワースのインプロヴィゼーションがまさにこれでもかというほど鬼のように速く弾きまくった、全編鳥肌モノの凄まじさ。その速さは80年代以降続出した速弾きギタリスト達ですらも太刀打ちできないほど。彼に引っ張られるかのように、ハルソールもテンションの高いソロをキメまくる。この時期のライヴが伝説として語り継がれている理由が良くわかる、発掘してくれて本当に感謝、と言うべき壮絶な記録です。

この編成でのライヴ活動の後、ホールズワースと共にポール・ウィリアムズ(Vo)も脱退、ハルソールがヴォーカルを兼任するトリオ編成で2ndをリリースしますが結局本作を最後に解散。ホールズワースはSOFT MACHINEGONGU.K.等を経てソロ・アーティストとして本格的にフュージョン路線を追求します。この中でHRファンにも取っ付き易いのはアンダース(Ds)&イェンス(Key)のヨハンソン兄弟とコラボレートした「HEAVY MACHINERY」でしょうか。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://episode666.blog21.fc2.com/tb.php/348-ac233cb8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。