Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 7.5/10

デビュー当初はバンド名やアートワークのイメージからスクリーモ・バンドかと目され、実際それっぽい要素もありましたが、その後徹底してヘヴィ・メタルであることを前面に押し出して成功を収めたBFMVの2作目。前作のスクリーモとメタルコアのミッシング・リンク的なスタイルをキープしつつ80年代メタル全般にまで音楽性の幅を広げ、現在のバンドのパブリック・イメージにほぼ忠実でありつつ、それ以上のポップな側面までアピールした、HR/HMの全方位対応型というべきアルバムに仕上げてきました。

今作の特徴はやはりマット・タックの声質がノドの手術を経て変化したことだと思いますが、前作のヴォーカル・スタイルがありがちなスクリーモ・タイプとはいえアンガー・ヴォイスとノーマル・ヴォイスのコントラストがそれなりに強い印象を残していたのに対し、今作でのノーマル・ヴォイスは妙にソフトにしか聞こえないのが残念なところで、これは今後のライヴでの積み重ねに期待するしかありませんが、それ以上に残念だったのが曲やプロダクションがあまりにソツなくまとめられすぎていて優等生的な印象がどうしても先に立ってしまうところですね。作風が同じベクトルを向いているといえるTRIVIUMの「THE CRUSADE」あたりと比べてもあからさまにライヴでの盛り上がりを想定したような作り("Eye Of The Storm""Forever And Always"でのハンド・クラップはモロ)が目立ち、そこに興ざめの感は否めないところです。"Hearts Burst Into Fire"のイントロやリード・ギターはANNIHILATORっぽいし、おまけにボーナスの"No Easy Way Out"は個人的にはJOURNEY(!)っぽく感じたところなど、一部で元ネタがモロに見えてしまうところも痛いですね。ゴリゴリのメタル路線だけでは他との差別化が図れなくなると思って導入したと思われる今作でのポップ路線を今後どのように自身のオリジナリティとして昇華させるか、それが次作以降の課題ではないでしょうか。
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コメント
この記事へのコメント
ご指摘の通りでしたね。
失礼いたしました。
2008/01/28(月) 19:49 | URL | chaos666 #-[ 編集]
No Easy Way OutはRobert Tepperのカバーですよ。ロッキー4の挿入歌です。
2008/01/28(月) 03:58 | URL | #-[ 編集]
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