Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8.5/10

メタルコアのフィールドから出てきたバンドとして最も商業的に成功してしまったが故に、賛否両論を受けることが宿命づけられたといえる2年ぶりの4作目。個人的には「ガンズの再来」とか日本盤オビの「世界で最も危険なロック・バンド」といった煽りがいけないような気がしていますが、ともかく音楽的には大ブレイクを果たした前作のメロディック・パワー・メタル路線を順当に受け継いでおり、前作の「やりたいことを何でもかんでもブチ込んだ」末の冗長さが大幅に改善されて曲ごとの焦点が絞られ、歌メロの更なる充実もあって聴き易くなった印象を受けます。しかし彼らの持ち味となった貪欲な雑食性は終盤に発揮されており、王道の熱血スピード・チューンで突き進みながらサビでいきなりヴォーカルにヴォコーダーがかかる(最近のわかりやすい例えでいえばPerfumeか)"Lost"、近年のMY CHEMICAL ROMANCEあたりがやりそうなシアトリカルかつポップな"A Little Piece Of Heaven"、思いっきりアメリカンなカントリー・バラード"Dear God"の3曲で周りに何を言われようとも、自分達のやりたいことを躊躇なくやりぬく姿勢を貫いています。その多様さが他ジャンルへの色眼遣いや売れ線と受け取られそうなものであることが今作への批判の対象となっているわけですが、個人的には曲の出来がどれも良いと思っているだけに、そのどこまでも意欲的な姿勢は絶対的に“買い”です。ともあれ、A7Xが今作でそのアイデンティティを完成させたことは間違いありません。
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