Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8/10

前にも書きましたが、マイケル・アモットはインタビューで自らがガチガチのメタル原理主義者であることを臆することなく表明し(だからインタビュアーとも恐ろしいくらいに波長が合ってしまう)、時にファンに媚びるような発言をするところが個人的には気に入らなかったりするのですが、クリストファーの脱退~再加入を経て制作された7作目となる今作は、まさにマイケルの原理主義を集約したかのような仕上がりとなりました。

前2作ではソリッドでメカニカルなプロダクションを推し進め、「(前ヴォーカルの)ヨハン・リーヴァの影を消し去る路線を確立した」と僕は評しましたが、今作ではそこからあっさり一転して初期路線への揺り戻しが図られており、「BURNING BRIDGES」の攻撃性と「WAGES OF SIN」の洗練をミックスして今までになくキャッチーな泣きのツイン・ギターで一本筋を通した、ファンが求めるものとバンドが出そうとしている音が見事なまでに合致した、(特に日本における)メタル原理主義が許容するメロディック・デス/エクストリーム・メタルの最高峰ともいえる完成度が示されています。ここまで書くとなんだかけなしているように見えますが決してそんなことはなく、確かにメロディについては「狙い過ぎ」という声も出てきそうなほどですが、あざとさという点では1stや2ndのほうが遥かに上であり、今作の曲はすべてのメロディがあるべき位置に収まっており、素直に良いと思えます。特に"Intermezzo Liberte"はマイケルの名演のひとつといえる入魂のインストではないでしょうか。しかし個人的には、私的最高傑作の「BURNING~」の鬼気迫るテンションがいまひとつ足りないのと、先述の「ファンが求めるものとバンドが出そうとしている音が見事なまでに合致した」以上のものが表現されていなかったところに若干の物足りなさを感じました。それでも、今このバンドがBURRN!誌の表紙を飾ったというのは決して悪いことではないでしょう。
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コメント
この記事へのコメント
今作は久々に良いと言われてますね。
オレもBURNING BRIDGESが忘れられないクチなので、
あの頃のサウンドが戻るのは歓迎したいです。
クリスの復帰がやっぱり関係してるのかな?
2007/09/28(金) 00:15 | URL | talltales #eqP7eH0Y[ 編集]
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