Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 9.5/10

90年代メタルの礎を築いたFEAR FACTORYの音楽的イニシアティヴを握った存在ながら、人間関係の悪化によりバンドを追放された巨漢ギタリスト、ディーノ・カザレスの本格的な再始動となるニュー・バンドのデビュー作。僕にとってカザレスはダイムバッグ・ダレルと同様に「こんな音でクールなリフを弾いてみたい」と思わせてくれたギタリストでしたが、今作ではカザレスが自らフェイヴァリットに挙げるFFの名作2nd「DEMANUFACTURE」を彷彿とさせる殺戮リフと高速バス・ドラムのユニゾンによるマシーナリーなメタル・サウンドをよりストロングに進化させつつ、ブルータル・デスやメタルコアなどの色合いも取り込んだ(一部ではMESHUGGAHばりのポリリズムも聴ける)、90年代以降のエクストリーム・メタルの総括ともいえる凄まじく破壊的な音を作り上げています。

HATE ETERNAL等でその実力は証明済みのティム・ヤング(Ds)と殆ど無名の存在ながらパワフルなノーマル・ヴォイスで絶妙なキャッチーさを生み出すトミー・ヴェクスト(Vo)のパフォーマンスも素晴らしいですが、やはり主役はカザレスのFFに対する鬱憤と現代メタルのパイオニアとしての誇りを一気に解放したかの如き殺戮リフの嵐。大多数のファンがディーノ・カザレスという人物に期待するものがほぼ理想的な形で表現されているとともに、FFがカザレスを追い出すとともに失ったもののすべてがここにはあります。個人的には、速く、激しく、うるさい、ヘヴィ・メタルという音楽の醍醐味を余すところなく伝えきった傑作と言ってしまいましょう。
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コメント
この記事へのコメント
良かった頃のFFって感じで期待できました!
やっぱ買いですかね..
2007/09/02(日) 20:19 | URL | ミュジニー #-[ 編集]
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