Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8/10

デイヴィッド・シルヴェリア(Ds)が一時離脱したため、7曲でテリー・ボジオ、4曲でブルックス・ワッカーマン(ex.SUICIDAL TENDENCIES)、2曲でジョナサン・デイヴィス(Vo)自らがドラムを叩いて完成させた、アルバム・タイトル無しで勝負に出た1年半ぶりの8作目。アルバム毎に作風を微妙に変えてくるKORNとしては珍しく、今作の音楽性は問題作の呼び声が高かった前作「SEE YOU ON THE OTHER SIDE」の路線を引き継いだものですが、前作における"Twisted Transistor"のようなアッパーな曲は姿を消し、5作目「UNTOUCHABLES」に通じる耽美的なムードが全編を支配するものとなりました。

前作よりギターがマンキー・シェイファー1人となり、代わりにエフェクトやプログラミングを多用したアレンジが従来のKORNのスタイルと上手く噛み合わなかったこと(そしてギターが1人で無理に2人分の重さを出そうとしたこと)が前作を問題作たらしめたと僕は解釈していますが、今作はまず何よりも歌メロに重点が置かれており、アレンジ全体がそれを活かす方向で組み立てられたことにより(これはキーボードで参加した人物が全曲の作曲に関与したことも大きい)、はっきり言って聴き応えは前作を大きく凌ぎます。特にシングルとなった"Evolution"以降の充実ぶりは意外な驚きでした。表層的なヘヴィネスは前作よりも更に後退したため、初期しか認めないというファンには今作も受け入れがたいものになることは確実ですが、ヘッドがいなくなったということを自覚したKORNが新路線にさらなる確信を抱いたことを実感させる会心の1枚ではないでしょうか。
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