Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 9/10

テネシー出身の5人組による2年3か月ぶりの2作目。しかしこれは前作とは殆ど別のバンドといってもいいほどのとんでもない激変ぶりです。前作「A CHORUS OF OBLITERATION」ではデス・メタル、スクリーモ、メロディック・スピード・メタル、ニュースクール・ハードコア、サザン・メタルなどを節操無くごった煮にしたような音楽性を展開していましたが、今作の音楽性はブラック・アルバム期のMETALLICASALIVANICKELBACKあたりに若干LAメタル的な色合いを加えた現代王道アメリカン歌モノメタルで統一されており、前作から引き継いでいるのはサザン・メタルのグルーヴィーなリフぐらいです。ヴォーカルの声質も前作と同一の人物が歌っているのが信じられないくらい骨太に変わっています。しかしこれが全曲捨て曲無しといえるほどのクールな仕上がりで、どの曲も硬派な歌メロがヴァースからサビに至るまで寸分の隙なくキャッチーに練られている上、ドライヴ感のある曲が多いこともあって、この手の音が好きな人にとっては否応無く燃えること請け合いの1枚といえます。KANSAS"Carry On Wayward Son"もこの調子でカヴァーしていますが、全く違和感のないハマりようが見事です。音楽性は違いますが、個人的には今は亡きSENTENCED「AMOK」を初めて聴いた時のような衝撃を受けました。

前作の路線のままでいけばAVENGED SEVENFOLDあたりと同じフィールドで勝負できたであろうにもかかわらず、何故あえてそれをせず、前作を気に入った人達を完全に置き去りにするような変化を敢行したのでしょうか。A7Xがブレイクしたからだとすれば相当なヘソ曲がりですが、それだけの理由でこんなアルバムが作れるとは思えません。はっきり言って次作がどんな音になるのかも全く予測できなくなりましたが、少なくとも今作は僕にとって年間ベスト候補ともいえる傑作です。日本の市場じゃ全く受けなさそうな音ですが。今やこの手の音は全米チャートで上位に入らない限り日本盤出ませんから...。
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