Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8.5/10

今年から"CD Reviews"でレーティングをつけることにしました。このブログデザインの元ネタにしているBLABBERMOUTH.NET同様、10点満点で0.5点刻みで点数をつけていきます。

そのレーティングつきレビューの第1回目にご紹介するのはカナダ出身の4人組による6年ぶりの3作目ですが、前2作は僕は未聴です。中心人物のダン・モングレイン(Vo,G)はジョン・レヴァサーの後任として一瞬だけCRYPTOPSYに参加したことがありますが、CRYPTOPSYが目をつけるのも納得の、また6年ぶりという長いスパンも納得の、恐ろしくテクニカルな音を叩きつけてきます。

やっていることはWATCHTOWERATHEIST以降の流れにあるテクニカル・スラッシュを2006年時点での流儀でアップデートしたものですが、あくまでもスラッシーな攻撃性、ヘヴィネス、スピード感を前面に押し出しているのが嬉しいところで、特にメカニカルとさえいえるリフの刻みは思わず身を乗り出してしまうほどの格好良さ。目まぐるしい展開で聴き手を掻き回しつつ、すべてのインスト陣が卓越したスキルで繰り出す(ソロ・パートではジャズ/フュージョン度数も高い)スリリングなリード・プレイが絶妙なフックとして作用し、凄まじい緊迫感を増長させるところが今作の聴き所でしょう。80年代スラッシュ的な吐き捨てヴォーカルもクール(ライヴでギター弾きながらこの通りに歌えたらもっと凄い)。総じてこれだけ複雑でテクニカルなことをやっていつつも、メタル的な熱さが一切スポイルされていないところが何よりも素晴らしいですね。僕が聴いたのは昨年末だったため、年間ベストでは"Honorable Mentions"扱いとなりましたが、聴くのがもう少し早かったらベスト10入りしてもおかしくなかった1枚です。ラストのVOIVODのカヴァー"Brain Scan"には本家の元メンバー、ブラッキーがゲスト参加。しかし彼らも次作が出るのはいったい何年後になるのでしょうか。
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