Music's Gonna Set Me Free...
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早いもので今年も下半期に突入。さて上半期のベストでも書こうかと思っていたら、その上半期最後にとんでもないものが出てしまったのでここでご紹介します。フィラデルフィア出身の8人組(通常のバンド編成に加えてプログラミング、トランペット、トロンボーン担当のメンバーがいます)によるデビュー作のようですが、これがアヴァンギャルド・ハードコア~エクストリーム・プログレッシヴ・ロックの流れにあるノイジーなサウンドの中に70年代HRばりのハモンド・オルガンを全編でぶち込み、高速かつ変則的なリズムを軸にして、息つく暇も与えることなく全18曲27分を一気に畳み掛けていきます。ヴォーカルはメロディもクソもなくひたすら喚き散らすだけですが、楽曲そのものは殊更に分裂症的に突飛な展開をみせることなくあくまでオーソドックスに進んで行き、とことんコンパクトにまとまっていることもあって聴後の印象は至って爽快。イントロとアウトロがやけに大仰で(というほどでもないか?)様式的なのもユニークです。

ハード・ロックやプログレといった70年代ロックが持っていたインパクトを現代エクストリーム・ロックの感性で思いっきり極端に再構築し、近年の同系統のバンドが陥りがちなアート性への流れをクソ食らえといわんばかりに一気にブチ抜いてしまったヤケクソなまでのテンションがあまりにも痛快極まりない。個人的にも年間ベスト入りの1枚としたい強烈無比のアルバムです。
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