Music's Gonna Set Me Free...
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90年代前半にもSADISTがいたりもしましたが、RHAPSODYが出てくるまではイタリアという国はメタル後進国というイメージが強く、80年代のバンドではNECRODEATHと今回ご紹介するBULLDOZERぐらいしか知りませんでした。どちらもスラッシュ・メタル・バンドだというのがまた面白かったりするのですが。

BULLDOZERは'85年にRoadrunnerからデビュー作「THE DAY OF WRATH」をリリースしており、ジャケットと中心人物のAC・ワイルド(Vo,B)がエロ本を広げている裏ジャケからも想像がつくように、VENOMのサタニックかつインモラルなアティテュードを継承したメタルをプレイしていました。その後アルバムを重ねるごとにスラッシュ色を強め、'88年にリリースしたのが4作目にしてラスト作となった今作です。

今作は同年に自殺したオリジナル・メンバーのダリオ・カリア(1st制作前に脱退)に捧げられており、アルバム・タイトルはカリアがBULLDOZER脱退後に結成したバンドの名前から取られています。そんな背景もあってか、今作は前作までのインモラル性は影を潜め、シリアスな側面が強まっており、タイトでスピーディーなサウンドとテクニカルなギター・ソロを全編で展開した、POSSESSEDをよりファストにしたようなスラッシュ・サウンドに仕上がっています。音質は今聴くとさすがにアレですが、実は演奏がかなり巧いこともあって、同時期のB級スラッシュ・バンドの中では特に際立ったクオリティを備えていたように思います。ラストで流れる物悲しいストリングスはカリアへのレクイエムといったところでしょうか。

バンドは今作をもって一旦解散しますが、'92年に再結成され、黒人ラッパー(!)をフィーチュアしたEPをリリースしたようですが(僕は未聴)、その後再び解散しました。'99年には突如全アルバムが再発され、4作をまとめたボックス・セットもリリースされました。現在はこの再発盤も入手困難なのが残念です。
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