Music's Gonna Set Me Free...
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NYデス・メタルの重鎮がロブ・バレット(G)の再加入を経て、現在デス・メタル界で最も旬なプロデューサーといえるエリック・ルータンを迎えて制作した節目の10作目。エゲツなさを極めた前作「THE WRETCHED SPAWN」のジャケットから一転して、今作は例の"Parental Advisory"のマークをつける隙間も与えさせないほどに"KILL"の文字をデカデカと掲げた、今までとは別の意味でダイレクトなジャケットで勝負してきました。確かにこれは笑うしかありません。

さて音のほうですが、今作でもストイックなまでに王道CANNIBALサウンドを貫いたスタイルは依然として健在なわけですが、これだけ同じ芸風をひたすら貫き通すことはAC/DCのように「変わらないからこそ凄い」と賞賛されるか、RUNNING WILDのように「いつも同じでつまんねーよ」と吐き捨てられるかという諸刃の剣であり、確かにCANNIBALも一時はRUNNING WILDの域に陥りかけましたが(僕はデス・メタルは“安心して聴ける”ものであってはならないと思っています)、彼らはその危機を驚異的な演奏力(しかもそれを決してひけらかすことなく、あくまでブルータリティの表出のためだけにつぎ込んでいるのが凄い)とテンションで強行突破し、AC/DCの領域へと踏み込んできました。今作はここ数作の無茶なリフ展開はそのままながら、スラッシュ的なスピード感が強調されていることもあり、自己満足に陥ることのないキャッチーさが印象に残ります。さらに音圧を増したプロダクションもやはり良好で、「今までで最もブルータルなアルバム」という自負に偽りなしの快作といえるでしょう。
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