Music's Gonna Set Me Free...
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いよいよ本年最後のエントリー、年間ベストアルバムTop10をご紹介します。

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10. OVERKILL "Ironbound"
今年のヴェテラン・スラッシュ勢の中でも、史上最もスラッシーな作りになったことに驚いた1枚。

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09. SIGH "Scenes From Hell"
前作の流れを汲みつつ、一気に退廃的な路線に移行することに成功した唯一無二の1枚。

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08. IHSAHN "After"
孤高のプログレッシヴ・ブラック・メタルを深化させた1枚。

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07. BRAIN DRILL "Quantum Catastrophe"
もはや曲の違いがどうこうというよりは、テクノなどと同様にひたすら激音の洪水を体感すべき1枚。

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06. AVENGED SEVENFOLD "Nightmare"
悲劇から這い上がったスピリットの強さに痺れた1枚。新ドラマー探しは難航しそうですが、彼らならきっとやってくれるはず。

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05. MY CHEMICAL ROMANCE "Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys"
大成功した前作の路線をいったん完結させ、新たなる時代の語り部、悩めるキッズを救う役割としての立ち位置を引き受ける決意が漲る1枚。

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04. DESTRAGE "The King Is Fat'N'Old"
デスラッシュに大胆にミクスチャー色を取り入れてオリジナリティの確立に成功した、理屈抜きに体が動く1枚。

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03. SHINING "Blackjazz"
エクストリーム・プログ・ジャズ・ロックとして揺るぎない地位を築くことになりそうな、今後の展開にも期待したくなる1枚。

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02. CATHEDRAL "The Guessing Game"
ブリティッシュ・ロックの傘の下で語られる音楽の要素を目いっぱい詰め込んだ、オールド・ファンなら思わずニヤリ、若いファンにはルーツ探究のきっかけとなってほしい一大ロック絵巻。

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01. FEAR FACTORY "Mechanize"
単なる復活作という次元を大きく超えた、キラー・チューン満載の1枚。来日公演はアレでしたが、それで今作への評価が揺らぐことは一切ありません。文句なし。

(Honorable Mentions)
ATHEIST "Jupiter"
THE BREATHING PROCESS "Odessey (Un)Dead"
CRADLE OF FILTH "Darkly, Darkly Venus Aversa"
EXODUS "Exhibit B: The Human Condition"
濱瀬元彦E.L.F ENSEMBLE & 菊地成孔 "The End Of Legal Fiction Live At JZ Brat"
HOLY GRAIL "Crisis In Utopia"
KILL THE CLIENT "Set For Extinction"
PERIPHERY "Periphery"
SADIST "Season In Silence"
SEVENDUST "Cold Day Memory"


今年は多忙な時期が続いて更新頻度がさらに落ち、レビューがあまりできなかったのが心残りですが、それでも良い作品を多く聴けてよかった気がします。それでは、今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
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私的年間ベスト10の2日目は楽曲編です。今年も順不同でアーティスト名のアルファベット順に並べ、明日発表のアルバム編から漏れた作品からの曲を優先してセレクトしました。

ANNIHILATOR "Coward"
バンド史上最も激烈なスラッシュに進みながらも、やはり全体的な質感はクールというアルバムの特徴を最も端的に捉えた1曲。

APOCALYPTICA "Not Strong Enough"
個人的に何気に好きなブレント・スミスの熱唱が見事ハマった、APOCALYPTICAがゲスト参加したSHINEDOWNの曲とも言えそうな曲。それだけスミスの存在感が大きいということか。

FEAR FACTORY "Fear Campaign"
キラー・チューン目白押しのアルバムの中でも特にキラーなリフを持つ曲。来日時に演らなかったのがとにもかくにも残念。

ILL NINO "The Art Of War"
Victoryに移籍するというまさかの展開をみせた新作の中でも特にギターの格好良さが光った1曲。

MY CHEMICAL ROMANCE "Na Na Na (Na Na Na Na Na Na Na Na Na)
今の時代にこれだけベタなロック・アンセムを書ける勇気に対して、改めて彼らをリスペクトしたいという気持ちにさせてくれた1曲。

OZZY OSBOURNE "Let It Die"
良くも悪くも産業メタルとしか言いようがなかった新作の中でも、オープニングを飾るこの曲は産業云々という形容を抜きにしたくなる格好良さがありました。

PENDULUM "Self Vs Self (Feat. IN FLAMES)"
UKのドラムン・ベース・アクトがIN FLAMESと合体するという予想外の展開を見せた曲ですが、IN FLAMESが実に“らしさ”を出しまくっていたのが面白かったです。

SEVENDUST "Splinter"
起死回生の1枚だった新作のアグレッシヴなスタイルを象徴する1曲。

SHINING "Blackjazz Deathtrance"
レビューのところでも書いた、MESHUGGAH + SQUAREPUSHERというべき怒涛のリズムの嵐に圧倒される1曲。

SUICIDAL ANGELS "Violent Abuse"
モロにSLAYERへのオマージュといえるヴォーカルの節回しが微笑ましかった1曲。
さて、ここから3日間にわたって私的年間ベストを発表します。まずは再発編からです。例年同様、選出基準は再発が熱望されていたものは勿論、ボートラなどの付加価値をつけたもの、入手困難だったものを優先し、以前から再発されていた作品の単なる紙ジャケ化や高音質CD化は外しています。なお、今年から順位はカウントダウン形式で発表することとしました。

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10. DEEP PURPLE "Deepest Purple (30th Anniversary Edition)"
ベスト・アルバムがデラックス・エディション化されるというありえなさに感銘を受けて10位に選出。オリジナルに第1期と第4期の楽曲を追加した他、秘蔵映像も含むDVDをプラスし、音と映像の両面からPURPLEの魅力をコンパクトに味わえます。

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09. FACES "Ooh La La"
変形ギミック・ジャケットを見事再現してみせた、最も紙ジャケ化が熱望されていた作品ですが、思ったほど売れ行きが鈍かったのは値段が高かったから?

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08. SANCTUARY "Refuge Denied/Into The Mirror Black"
今年再結成を果たしたパワー・メタル・バンドの2作品をカップリングしてリマスター再発。長いこと廃盤が続いていただけに、この再発はまさしく快挙。

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07. HUMBLE PIE "In Concert"
73年の来日公演の直前に行われたライヴのラジオ放送用音源を収めたもの。このライブ自体を収めたものはタイトル、フォーマット違いでいくつも出ていましたが、いずれもオリジナル通りではなかったため、こうして完全版としてSHM-CD化されたのは嬉しい限りです。

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06. THUNDER "Behind Closed Doors (Expanded Edition)"
名曲"River Of Pain"を含む3作目にシングルB面曲や"In A Broken Dream"等のカヴァー曲を追加してリマスター再発。EMIは今年本作の他BBCセッションの6枚組ボックスもリリースし、THUNDERをクラシック・ロックとして後世に語り継ぐ動きをみせていますが、これは彼らをリアルタイムでサポートできなかったことに対する罪滅ぼしとしか思えないのは僕だけでしょうか。

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05. MILES DAVIS "Bitches Brew (Legacy Edition)"
エレクトリック・マイルスの最重要作品の発売40周年記念盤。目玉は日本盤および限定スペシャル・ボックスのみに収められた未発表ライヴCD。オープニングの"Directions"の混沌と緊迫感は完全にジャズ・ロックとしか言いようがありません。世に出てくれて本当によかったです。

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04. THIN LIZZY "Vagabonds Of The Western World (Deluxe Edition)"
ずっと発売が予定されながら延期が続いていたDecca時代の3作が遂に再発。その中でも白眉はやはり2枚組でボーナスを大量追加した3作目。ゲイリー・ムーアが一瞬だけ在籍した時期のテイクもあり、資料価値も十分。

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03. BLACK SABBATH "Mob Rules (Deluxe Edition)"
超限定だった"Live At Hammersmith Odeon"をボーナスで追加した。本作の価値はこれに尽きるでしょう。SABBATHではこの後"Seventh Star""The Eternal Idol"もデラックス化。来年には"Dehumanizer"もデラックス化されますが、やはりトニー・マーティン時代の作品も早いところ再発してほしいところです。

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02. PANTERA "Cowboys From Hell (20th Anniversary Edition)"
シングル、EP収録のライヴ、未発表曲も含むデモ・ヴァージョンを追加した3枚組再発盤。リマスターで音の切れ味と圧力が増し、再発盤としての魅力はずば抜けています。今後リリース予定の「俗悪」と「脳殺」のリマスターにも期待が持てる仕上がりとなりました。

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01. SOFT MACHINE "Bundles"
個人的には最も再発を待っていた作品。プログレ時代のアラン・ホールズワースのベスト・プレイといえる熱演を存分に満喫できる至高の1枚。初期のカンタベリー系からは遠くかけ離れたフュージョン・スタイルになりましたが、これはこれで全然アリといえる名作ですね。

(Honorable Mentions)
JIMI HENDRIX "Valleys Of Neptune"
KING CRIMSON "In The Wake Of Poseidon (40th Anniversary Edition)"
MATS/MORGAN BAND "Music Or The Money?"
PAUL McCARTNEY & WINGS "Band On The Run (Deluxe Edition)"
SAD CAFE "Misplaced Ideals"
昨年からその兆しが見えていた、様式美にも美旋律にもスラッシュにもコアにも傾かない100%ピュア・メタルを体現する"New Wave Of Traditional Heavy Metal(NWOTHM)"が今年一気に根付いた感がありました。数年前のスラッシュ・メタル・リヴァイヴァルが最もメタルらしいメタルを過去に遡って探求したところから勃発したように、今回のNWOTHMはスラッシュからさらに遡って、メタルが単にヘヴィで激しいロックだった頃のスタイルを探求した結果生まれたものではないでしょうか。今回ピックアップしたものはいずれもその文脈に連なるものですが、中には単なるノスタルジーで終わってしまっているものもあり、往年のスタイルをキープしたまま現代の感覚で聴いても通用するパワーを持ち込むことができなければ、これは一過性のムーヴメントで終わってしまう可能性もあります。

(2010年NWOTHM代表アルバム)
enforcerdiam.jpg ENFORCER "Diamonds"

evil-survives--power-killer.jpg EVIL SURVIVES "Powerkiller"

holy-grail-crisis-in-utopia.jpg HOLY GRAIL "Crisis In Utopia"

sw.jpg STEELWING "Lord Of The Wasteland"

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wwoverthetop.jpg WHITE WIZZARD "Over The Top"
イギリスのロック雑誌「KERRANG!」「Classic Rock」が今年も最新号で年間ベスト・アルバムを発表しました。後者は新譜、再発とも転載します。

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KERRANG!(2010年12月18-31日号掲載)
01. DEFTONES "Diamond Eyes"
02. THE GASLIGHT ANTHEM "American Slang"
03. IRON MAIDEN "The Final Frontier"
04. BRING ME THE HORIZON "There Is A Hell, Believe Me I've Seen It. There Is A Heaven, Let's Keep It A Secret."
05. THE DILLINGER ESCAPE PLAN "Option Paralysis"
06. KVELERTAK "Kvelertak"
07. MY CHEMICAL ROMANCE "Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys"
08. MELISSA AUF DER MAUR "Out Of Our Minds"
09. AGAINST ME! "White Crosses"
10. FAR "At Night We Live"


Classic Rock(2011年1月号掲載)

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(新譜)
01. SLASH "Slash"
02. THEM CROOKED VULTURES "Them Crooked Vultures"
03. BLACK COUNTRY COMMUNION "Black Country Communion"
04. ROBERT PLANT "Band Of Joy"
05. THE UNION "The Union"
06. THE BLACK KEYS "Brothers"
07. IRON MAIDEN "The Final Frontier"
08. THE JIM JONES REVUE "Burning Your House Down"
09. THE GASLIGHT ANTHEM "American Slang"
10. KILLING JOKE "Absolute Dissent"


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(再発)
01. THE ROLLING STONES "Exile On Main St"
02. DEEP PURPLE "Come Taste The Band (35th Anniversary Edition)"
03. QUEENS OF THE STONE AGE "Rated R (Deluxe Edition)"
04. JUDAS PRIEST "British Steel (30th Anniversary Edition)"
05. IGGY AND THE STOOGES "Raw Power (Legacy Edition)"
06. DAVID BOWIE "Station To Station (Deluxe Edition)"
07. BLACK SABBATH "Heaven And Hell/Mob Rules (Deluxe Edition)"
08. THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
09. KING CRIMSON "In The Wake Of Poseidon (40th Anniversary Edition)"
10. NAZARETH "Expect No Mercy/No Mean City"


新譜部門ではMAIDENGASLIGHTが両方にエントリー。改めて欧米でのMAIDEN人気を実証する結果となりました。Classic~では2~4位がLED ZEPPELIN関係者(3位B.C.C.でジェイソン・ボーナムがドラムを叩いています)で占められているのも興味深いものがあります。そんな中唯一沈黙していたジミー・ペイジの次の一手は何か。2011年の注目と言えそうです。

再発部門ではSTONESのカタログで唯一再発が遅れていた「ならず者」が今年満を持してデラックス・エディション化、貫禄の1位をゲット。そのSTONESを始め、デヴィッド・ボウイとジミヘンでスペシャル・ボックス・セット版もリリースされ、配信全盛の時代に逆行してオールド・ファンにターゲットを絞り込んだ豪華仕様の流れが本格化しそうな気配をみせてきました。
さて、ここから2010年を振り返るエントリーを開始します。第1回目は"Big 4"ツアーや4年ぶりの来日公演を行うなど、圧倒的なライヴ活動を展開してきたMETALLICAです。これまでは“普通”のライヴ作品をリリースすることがあまりなかった彼らが昨年末から今年にかけて怒濤のライヴ作リリース・ラッシュ。ライヴ・バンドとしての存在感を誇示するかのような姿が印象に残りました。アルバム1枚に伴うツアーで4つのライヴ作品、さらに発掘音源2作というのはさすがにやり過ぎの感もありますが、それもまたMETALLICAらしい、というべきでしょうか。

metallicafpun.jpg "Francais Pour Une Nuit" DVD
フランスの野外コロシアムで行われた公演を収めたもの。フランス限定発売。

metalica-dvd-1-orgullo-pasion-y-gloria.jpg "Orgullo, Pasion Y Gloria" DVD/CD
DVD2枚にメキシコ公演でプレイされた全曲を収録。とにもかくにもオーディエンスの熱狂が凄過ぎ。南米限定発売でしたが来日記念でSHM-CD仕様の日本版も発売。

metallicabig4.jpg "The Big 4 Live From Sofia, Bulgaria" DVD/CD
日本では実現しなかった"Big 4"の映像+音源化、やはりやってくれました。でもやっぱり日本でもやってくれないかな。来年イギリスでもやることですし。

metallicadownunderep.jpg "Six Feet Down Under EP" CD
'89年~'04年のオセアニア・ツアーの音源を8曲収録したEP。元々音源化するつもりじゃなかったこともあってか、前半の曲が殆どブートレッグ級の極悪な音質。

metallica6fdu2.jpg "Six Feet Down Under Part II" CD
で、こちらに収録された8曲はすべて今年のオセアニア・ツアーで録音されたもの。現在はライヴをすべて録音してきちんとミックスしているため、当然質は"Part I"とは断然違います。

metallicagrimeys.jpg "Live At Grimey's" CD
全米の"Record Store Day"に協賛する目的でリリースした、'08年6月にファンクラブ会員を招いて行ったシークレット・クラブ・ギグの全曲を収めたもの。良い意味でラフなミックスが現場の空気感を伝えています。アメリカおよびオフィシャル・サイト通販限定。
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「About.com」のメタル部門担当、チャド・バウワー氏が2010年ベスト・アルバムTop20を発表しました。

参考:2009年 2008年 2007年 2006年

01. Enslaved - "Axioma Ethica Odini"
02. Triptykon - "Eparistera Daimones"
03. Iron Maiden - "The Final Frontier"
04. Ihsahn - "After"
05. Agalloch - "Marrow Of The Spirit"
06. Melechesh - "The Epigenesis"
07. Decrepit Birth - "Polarity"
08. Nachtmystium - "Addicts: Black Meddle Pt. 2"
09. Immolation - "Majesty and Decay"
10. Orphaned Land - "Never Ending Way Of Orwarrior"
11. Intronaut - "Valley Of Smoke"
12. Yakuza - "Of Seismic Consequence"
13. Watain - "Lawless Darkness"
14. Dawnbringer - "Nucleus"
15. Salome - "Terminal"
16. Sigh - "Scenes From Hell"
17. Dark Funeral - "Angelus Exuro pro Eternus"
18. 1349 - "Demonoir"
19. Forbidden - "Omega Wave"
20. Overkill - "Ironbound"


例年にも増して濃いメンツが顔を揃えた中で頂点をゲットしたのはENSLAVEDTRIPTYKONも既に海外のブログにポストされている年間ベストを見ると概ね好評のようで、今年の顔の台風の目となりそうです。またCentury MediaNuclear Blastからのリリースが大半を占める中で、今年20枚中4枚(5,12,14,15位)をエントリーさせたのがProfound Loreというレーベル。僕は寡聞にしてこのレーベルを知りませんでしたが、このラインナップの幅広さを見る限り、今後要注目のレーベルといえそうです。
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