Music's Gonna Set Me Free...
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今年最初のライヴ観戦となるAC/DC9年ぶりとなるジャパン・ツアーの初日、さいたま公演に行ってきました。これを書いている時点では大阪公演はまだ行われていないため、詳細なレポートは「続きを読む」に回すことにしますが、もうセットは他所で明かされているため、まあ、いいでしょう。今回のライヴはデジカメや携帯電話での撮影OKという珍しいものでしたが、僕もそれに甘えて写真をいっぱい撮りました。でもここで使えるような良いものはあまり撮れなかったので、ここでは載せないでおきます。しかし、それにしても光る角をつけている人が多かったですね。みんなこの時を待っていたとばかりに。
[AC/DC@さいたまスーパーアリーナ(3/12)]の続きを読む
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プログレッシヴ・ロック・バンドのドラマーはもともとジャズの素養を持っていた人が多く、ある程度のキャリアを積むと本格的にジャズ/フュージョンに取り組みたいと思う人たちも出てくるようになりました。その代表といえるのはビル・ブラッフォードですが、後に世界的なポップ・スターとなるフィル・コリンズもその一人でした。そのコリンズがGENESIS在籍中に参加したことで日本でも有名なのがBRAND Xです。コリンズのネーム・ヴァリューが大きすぎるせいか、一部ではコリンズのサイド・プロジェクト的な見方もされましたが、実際は元ATOMIC ROOSTERのジョン・グッドソール(G)と元LIVERPOOL SCENEのパーシー・ジョーンズ(B)を中心にして結成されており、当時GENESISでヴォーカルもとるようになっていたコリンズは彼らに誘われる形で、この機を逃してはいかんとばかりに加入したようです。

今回ご紹介するのは'77年にリリースされた2作目「Morrocan Roll」で、前作に収録された超名曲"Nuclear Burn"に代表されるハイパー・テクニカル・ジャズ・ロックとメロウなフュージョンという2本柱のスタイルをさらに突き詰めたサウンドを展開しています。その中で一際強いインパクトを残すのがジョーンズのフレットレス・ベース。彼の変態的な超絶技巧がバンドの音楽性を決定づけているといってもいいでしょう。他のメンバーもジョーンズと対等に渡り合う形で複雑極まりないアンサンブルを軽々とキメてしまうところが何とも凄まじい。当時の他のジャズ・ロック・バンドと比べても圧倒的にフュージョン色が強いですが(実際、レコード店でジャズ/フュージョンのコーナーに並んでいたのを見たことがあります)、全体を覆う硬質な感触とテンションは紛れもなくジャズ・ロック。出だしにメロウな曲が並ぶためロック的な視点から見ると掴みは弱いですが、中盤からの熱気に満ちた演奏に一気に引き込まれる1枚です。

バンドは同年リリースの名作ライヴ盤「Livestock」リリース後、グッドソールとジョーンズ以外のメンバーが流動的となり、3枚のアルバムをリリースした後'80年に活動を停止、'93年にジョーンズのソロ活動と並行する形で活動を再開しますが、'97年の「Manifest Destiny」を最後に完全に活動を停止、ジョーンズを中心とする残党3名はそのまま新バンドTUNNELSに移行し、よりプログレッシヴなジャズ・ロックを追求していきます。
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