Music's Gonna Set Me Free...
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
deicide.jpg

RATING: 8/10

お久しぶりです。まだ生きています。4月に転勤となった関係でしばらくネットが使えない状態でしたが、ようやくネットをつなげることができました。

再開1発目のエントリーは、2006年のジョン・ノトヴェイト(DISSECTION)自殺で最もとばっちりを食った男、グレン・ベントン率いるDEICIDEの2年ぶりの9作目です。ノトヴェイト自殺により過去の「33歳になったら自殺する」宣言を蒸し返され、おまけに前作に参加したラルフ・サントーラ(G)がクリスチャンであることを暴露されて猛烈な非難と失笑を浴びましたが、その後サントーラはOBITUARYに移籍、今作のジャケットも地味なこともあってこれはパワー・ダウンは免れないかと思っていましたが、これで落ち込むベントンではありませんでした。方向性こそブルータルな暴走サウンドに流麗なリード・ギターをぶち込む前作のスタイルをそのまま踏襲したものですが(ちなみに脱退したサントーラがゲストという形で半数以上の曲でリードを弾いています)、この一連のバッシングによる開き直りが強烈な殺気に転化されたような印象です。重厚荘厳なイントロに続く2曲目が並の出来だったのでどうなるかと思いましたが、それ以降はひたすら速さとドス黒さの塊のような音像で押しまくり、ちょっと聴きには前作と演っていることはほとんど一緒ながらも、音から伝わる邪悪さは快作であった前作をも凌いでいます。いくらベントンがヴォーカルで参加しているVITAL REMAINSが過激さで上回ろうとも、ベントンのサタニズムがポーズであろうとも、今作がクールなデス・メタル・アルバムであることは間違いないでしょう。

ちなみにバンドは当初、サモス(EMPEROR/ZYKLON)に今作へのゲスト参加を要請していたようですが、結局それは実現せず。もし実現していたらどうなっていたのかと思うと少し残念な気もしますが、まあ、いいでしょう。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。