Music's Gonna Set Me Free...
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RATING: 8.5/10

この直球ど真ん中のジャケットでクールなアルバムであることが約束されたかのようなUSサタニック・デス・メタル・バンドの4年ぶりの6作目。前作「DECHRISTIANIZE」よりトニー・ラザロ(G)とデイヴ・スズキ(G,B,Ds)の2人によるユニットとなり、ヴォーカルに今やサタニストとしての威厳がすっかり地に堕ちたグレン・ベントン(DEICIDE)をフィーチュアした体制となってバンドの格は一気に上がりましたが、再びベントンと組んだ今作でもクド過ぎるほどに徹底したアンチクライストを貫いた超高密度なブルータル・デス・サウンドを、エリック・ルータンの手によって更に破壊力を増した音像で全10曲66分にわたって血も涙もないほどに容赦無くブチ撒けていきます。リフもソロもドラムも最短でも6分を超える曲の長さもアンチクライストしか頭にないような歌詞(しかも大半の曲で同じ歌詞が2回繰り返されるのだからたまらない)も、もう何もかもがこれでもかというほどにクドいですが、似非サタニストとして袋叩きにあった後に録音されたベントンのヴォーカルが本職DEICIDE以上に気合が入っており、その濃さと暑苦しさは更に倍増。思わず「頼むやめてくれ、もうわかったから...」という気にもなりますが、そのクドさこそがまさにメタルであることも間違いないわけで、BENEATH THE MASSACREと並んで今年のデス・メタルを代表する1枚になりそうな予感です。ちなみにラストの"Disciples Of Hell"は何故かイングヴェイ・マルムスティーンのカヴァーですが、ヴォーカル以外はほぼ完コピであくまでもオマケとして捉えるべきでしょう。
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ということになりました。

これは凄いなぁ。思いっきり浮きまくってるなぁ。これは是非とも野外で演ってほしいところですね。この時だけオーディエンスの中にデニム・ジャケット&ジーンズの暑苦しい野郎共が大挙して集まってくる画を想像するだけでゾクゾクしてきますね。そしてアヴリル・ラヴィーンやARCTIC MONKEYSを足腰が立たなくなるまでブチのめしてほしいものです。でも出演日が違ってたりして。
ARCH ENEMYオフィシャル・サイト上で、2005年夏に脱退したクリストファー・アモット(G)がバンドに復帰したと発表しました。フレドリック・オーケソンは結局ツアーのみの参加にとどまり、来るべき新作でもアモット兄弟のプレイがフィーチュアされることになります。

以前に脱退のニュースを取り上げた際には、理由が
「学業に専念するため」
だったはずですが、今回復帰に際してのマイケルの

Christopherのプレイが成熟したと感じているし、更に緻密になったどころか以前よりも更に速く弾くようになった !


というコメントを見ると、ホントに学業やってたのか、という気がしますね。肝心の学業そのものについても兄弟は一切触れていませんし。もし本当にやってたとしてもこれだけ短い期間で終われるものなのか、その後すぐさまギターの修業を積んでたのか...そんな疑問が限りなく浮かんできます。結局のところ、クリストファー不在のこの2年弱の期間は一体何だったのかといったところですが、まずは新作の出来に賭けてみることにしましょう。
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RATING: 7/10

祖国スペインの伝統音楽とハード・ロックを融合した...というか、日本人にとっては様式美HRと演歌を融合したとしか思えないような音楽性で唯一無二の個性を築いたスパニッシュHR/HMの大御所の1年半ぶりの16作目。今作よりバンド・ロゴが新しくなり、ジャケットの雰囲気も今までとは違う感じになりましたが、それに伴ってか音のほうも幾分都会的に洗練された印象です。今作よりベーシストが交代しており、ベースの存在感が増したこともその印象に拍車を掛けます。

しかしそのあたりの変化がどうだろうと、マヌエル・マルティネスの“あの”クド過ぎる演歌ヴォーカルが入ってきた途端に結局はMEDINA AZAHARA以外の何者でもない音に収束していきます。今作のハイライトはサビにおける壮絶な泣きのバッキングにマルティネスのこれまた壮絶なコブシがありえないくらいのインパクトを残す"Amanecer En El Puerto"、跳ね系のリズムに歌が入ると一気にお祭り囃子的な様相を呈する"Hacia Ti"といったあたりでしょうか。ラストの"El Lago"ではラッパーをフィーチュアしてヒップホップまでも取り入れていますが、普通のバンドが同じことをしようものなら非難轟々ものの新機軸ですら、マルティネスのヴォーカルがすべてをMEDINA AZAHARA色に染め上げてしまうのは驚異的としか言いようがありません。ある意味、最強のヴォーカリストです。
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RATING: 7/10

あのRoadrunnerが久々に契約したデス・メタル・バンドとして話題となっている、元CHIMAIRAのケヴィン・トーリー(Ds)を擁するアトランタ出身の6人組のデビュー作。しかしそこは今や殆どメジャー同然のRoadrunner故、今更オールドスクールなバンドと契約するわけもなく、プロデューサーにジェイムズ“デス・メタルを更生させる男”マーフィー、エンジニアにアンディ“安全研磨、毒抜き滅菌”スニープ、ミックスにコリン・リチャードソンという豪華な制作陣を迎え、洗練されたサウンドと単なるデスの枠に留まらない現代的なアイディアを盛り込んだ、シーンの最前線を意識した1枚に仕上がっています。

いかにもデス・メタル的な暴力性、邪悪さよりもソリッドな切れ味を重視した音作りは流石の格好良さですが、なんといっても最大の特徴は全編で鳴り響くキーボード。時にギター・リフと融合して不穏な響きを聴かせたかと思えば、壮麗なオーケストラ・アレンジからトランス~ハウスにまで踏み込んだエレクトロニック・アレンジまで縦横無尽の活躍ぶり。既存のデスの枠を踏み越えんとするこの貪欲さからは、まるでMORS PRINCIPIUM ESTが先頃新作であっさりと放棄した(と思える)「THE UNBORN」 の先進性を、まるでこのバンドがそのまま引き継いだかのような趣さえ感じさせます。楽曲面ではFEAR FACTORYや後期CARCASSなど、あちこちに元ネタが見える部分もありますが、それを些細に思わせるだけのオリジナリティは既に確立されています。個人的にはもう少し速さで押す場面があればなお良かったと思いますし、1stにしてあまりに完成され過ぎという感も無きにしもあらずですが、どうやらこのキーボーディストが音楽性の鍵を握るバンマスらしいので、M.P.E.がメイン・ソングライターの脱退で先行き不透明になっている今、次作以降でもこのアヴァンギャルドなセンスに更なる磨きをかけてくれることに期待したいものです。
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RATING: 7.5/10

2001年に結成され、2005年に元EMPEROR~現ABORYM/SCUMのファウスト(Ds)が加入して一気に知名度を上げたノルウェーの4人組のデビュー作。しかしまあヒネリもヘッタクレもないアルバム・タイトルですが、これで違う音だったらサギだろといえそうなくらいに純度100%のオールドスクールなスラッシュ・メタルが貫かれています。リリース元のCandlelight"For Fans Of KREATOR, VIO-LENCE, DESTRUCTION"というキャッチを掲げていますが、一番近いのはDESTRUCTIONではないかと。というわけで曲調も音作りも至って80年代的ですが、ヴォーカルだけはブラック・メタルばりの凶暴なシャウトで(叫ぶ言葉もKill, Die, Destroyの連発でモロに頭の悪さを露呈しており実にクール)、それが普通の吐き捨て声だったら並の作品で終わってしまいそうなアルバム全体に一際強い殺気をもたらすことに成功しています。"Godbeater"は10分に及ぶ長編インストで、ミドルで淡々と進むアレンジ、そして全8曲中7曲目という位置においているあたり、明らかに"Orion"へのオマージュといえそうです。ヴォーカルさえ気にならなければオールド・ヘッドバンガーにも要チェックの1枚ですが、このバンド名は日本人にはどうしても違和感が...。
From BLABBERMOUTH.NET

2005年春に健康上の問題でバンドを脱退していたEXODUSのトム・ハンティング(Ds)がこの度バンドに復帰したことが発表されました。ゲイリー・ホルト(G)のコメントは以下の通り。

「この時を待っていた。トム・ハンティングがEXODUSのドラムの座に戻ってきたんだ!もしトムが再びバンドでドラムをこなせるようになれば、その椅子を空けて待っていることは承知していた。ポール・ボスタフもそれをわかっていて、最初にそれを言い出したのも彼だ。ポールとトムは常に良い友達だし、ポールの"Shovel Headed Kill Machine"アルバムへの貢献とそれをサポートするツアーでの働きには感謝しきれないくらいだ。俺たちは素晴らしい時間を過ごし、沢山キック・アスしてきた。ポールはこのリユニオンを純粋に祝福し、トムが戻ってきたことをハッピーに思ってくれている。他のバンドはラッキーだな。スゲえドラマーが市場に出回るんだからな!ポールにはベストを尽くしてもらいたいし、彼はいつまでもEXODUSファミリーの一員だ。」

「言うまでもなく、俺達は一緒にバンドを作ったトムが戻ってきて凄くエキサイトしている。彼は(バンドから離れていた時以外は)俺が一緒にプレイしたことのある唯一のドラマーだし、ヤツと俺には語らなくてもわかる、俺を鼓舞し続けるメタルの言葉がある。今は新曲に取り掛かっているが、今まで書いた中でも最高にヘヴィだぜ。ニュー・アルバムはスラッシュ・メタルを再定義することになるだろう。5月の半ばにアンディ・スニープと共にスタジオに入る。待ってろよ!」



最近一部でアンディ・スニープの評判はすこぶる悪いようですが、前作(これもスニープのプロデュースでしたね)で一連の再結成組の中でも群を抜く現役感を示したEXODUSだけに、新作でも更なる気迫を示してくれることを期待しましょう。
今年も8/11,12に開催されるSUMMER SONICの第1弾出演アーティストが発表されました。

ARCTIC MONKEYS
BLACK EYED PEAS
GWEN STEFANI
KASABIAN
THE OFFSPRING
SUM 41

AVENGED SEVENFOLD
BLOC PARTY
CYNDI LAUPER
DJ SHADOW vs CUT CHEMIST
SUGAR RAY
120 DAYS
CSS
DOES IT OFFEND YOU, YEAH?
ENTER SHIKARI
GOOSE
INTERPOL
JOSE GONZALEZ
KLAXONS
MAXIMO PARK
MSTRKRFT
OK GO
THE DRAYTONES
THE ENEMY
THE HORRORS
THE LONG BLONDES
THE STRANGLERS
THE YOUNG PUNX!


既に2月末の時点でARCTIC~のヘッドライナーが判明していましたが、もう1組のヘッドライナーはB.E.P.ということでいいんでしょうかね。あと、かねてから「よりポピュラーなメンツ」を揃えることを予告していましたが、やはりというか昨年幅をきかせていたヘヴィ・ロック勢が激減、2年連続出場となったA7Xが思いっきり浮いていますね。ENTER SHIKARIもその流れといえなくはありませんが、これまでに出たEPとシングルを聴いた限りではメタルのイディオムで語れるバンドじゃなさそうなので...。某誌が狂ったようにハイプしているKLAXONSも出るので、今年はソッチ系の信者向けのフェスティヴァルの色合いが強くなりそうです。ソレは「FUJI ROCK」で十分なのになぁ。メタル系を大挙「LOUD PARK」に回すというならそれでいいのですが。

ていうか、何故にいきなりシンディ・ローパー?マリンスタジアムで"Time After Time"の大合唱がこだまするのか?
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RATING: 7/10

THE CROWNの極道ヴォーカリスト、ヨハン・リンドストランド率いる5人組が前作「21st CENTURY KILLING MACHINE」から1年というハイ・ペースでリリースした2作目。どうしてもTHE CROWNの幻影を追い求めてしまったばかりに物足りない印象が残った前作とほぼ同一の路線が展開されていますが、ミドル・テンポ主体だった前作に比べて速い曲が増え、ソリッドなリフをシャープな音像に乗せて叩きつける無骨な曲調は完全にスラッシュ・メタルといったところです。リンドストランドのヴォーカルは極道シャウトのみならず普通声で歌いこむ場面もあり、表現力の幅を広げてきています。アルバム単体としての質は決して低くはありませんが、元同僚のマルコ・テルヴォーネンがANGEL BLAKEでいきなりゴシック・メタルに宗旨替えした今、THE CROWNの系譜を引き継ぐのはこのバンドしかないと思っているだけに、今回も元のバンドを超えるインパクトを残すことはできなかった...というのが率直な印象です。THE CROWNの音は既に過去のものと割り切っているのかもしれませんが、成功したバンドが解散した後の活動はやっぱり難しいですね。なお、M2"Knights In Satan's Service"はタイトルに思わずニヤリとしてしまいますが(サビのシンガロング・コーラスもモロ)、別にそのバンドについて歌っているわけではありません。アリス・クーパーのカヴァー"He's Back (The Man Behind The Mask)"にはクリスチャン“新・いったいいくつバンド掛け持ちしてんだ”アルヴェスタム(SCAR SYMMETRY/UNMOORED/TORCHBEARER/INCAPACITY/SOLAR DAWN/MISERATION/ANGEL BLAKE)がゲスト参加。
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RATING: 8/10

前作「THE UNBORN」が各地で2005年の裏名盤と評されたフィンランドの6人組メロディック・デス・メタル・バンドによる3作目。前作で一気に強化された攻撃性はここにきて更に強まり、マシーナリーとさえ言えるほどに研ぎ澄まされたリフとリズムは文句のつけようのない格好良さを誇っています。ツイン・ギターの華麗な弾きまくりも依然として健在。しかし一方、前作でその攻撃性と奇跡的な融合を果たしていたシンフォニックなサウンドスケープによるスケール感が大きく後退、結果的にダイレクトな攻撃性をストレートに押し出す曲調が大半を占める内容となりました。今作の音を僕的に表すならばメロデスというよりは「エクストリーム・北欧メロディック・パワー・メタル」といったところでしょうか。

前作とは一転してのシンプルかつストレートなスタイルへの変化は既に賛否を呼んでいますが、個人的にはモロに好みの音ですし、元々前作が強力すぎたのであって、今作も並のバンドでは太刀打ちできないハイ・レヴェルをキープしています。次作で今作のマシーナリーな攻撃性と前作のスケール感を融合して更なる進化を果たした音を期待したい...と思っていたら、なんと今作の完成後にメイン・ソングライターであったヨリ・ハウキオ(G)が脱退。バンドは後任を迎えて活動続行していますが、バンドの今後には不安ばかりが残ったと言わざるを得ないのが正直なところです...。
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From BLABBERMOUTH.NET

2005年末にピーター・ウィッチャーズが脱退して以降空席となっていたSOILWORKのセカンド・ギタリストですが、このたびオフィシャル・サイトでDIMENSION ZERO/PATHOSのダニエル・アントンソンが加入したと発表しました。

DIMENSION ZEROでブルータルなメロデスをやっているアントンソンの加入が、再びデヴィン・タウンゼンドをプロデューサーに迎えて制作中の新作にどのような影響をもたらすのか楽しみです。前作「STABBING THE DRAMA」はそれまでの右肩上がりの成長が止まってしまったかのような印象で、すっかり影が薄くなってしまった感もありますが、間違いなく現在のメタルのトレンドを作ったバンドの一つであるだけに、新作での奮起に期待。
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